2008.03.22

Inherit the "SONGS"-うたを、継ぐもの-

モーニング娘。コンサートツアー 2008 春 ~ シングル大全集!! ~
@松戸・森のホール21
3/22(土) 15:30-17:30

モーニング娘。の2008年春ツアー、初日初回におじゃましてきました。
シングル35曲(直前になって新曲「リゾナント ブルー」が発表になったので、全36曲になりましたが)、見事にやりきる2時間でした。

もちろん全部をフルでやるのは時間の制約上無理ですので、いろんな形で尺を縮めた(メドレーあり・1番で終わるものあり・サビ+αのみでつないでゆくものあり)部分もありましたが。それが巧い緩急の付け方となって、最後まで飽きることなく楽しむことが出来ました。むしろ、後半戦は怒濤の畳みかけでしたので、一般席でがんばってご覧になる方はかなり体力勝負かもしれません。

一番経験時間の長い5期メンバーでも、35曲のうち約三分の一は「先に色があったもの」で。それを如何にして「現時点の9人の-あるいは現存メンバーひとりひとりの-歌にするか」を拝見、な、意地悪な物見モードも多少あったのですが。

原点に近いものをも、また違う彩りに染めてきたこと。
上へ上へと走り続ける意志を強く見せてくれたこと。

この二つに、改めて敬服しました。「モーニング娘。」の名前を背負うことは伊達ではない。先達が拓いた道を保ち、なおかつ新しい先へと継いでゆくだけのチカラと姿勢が、9本の光柱としてそこにありました。

あと、少しネタバレになりますが。
5期と6期の5人は各人ソロで歌うコーナーを持っています(広い意味でね)。その選曲は、もしかすると彼女たちの希望を汲んでくれたのかな?と思っています。特に高橋さん、新垣さん。そして、確信は持てないのですが、道重さん。
彼女たちが折に触れて語り続けた、モーニング娘。というものに対する自らの思い入れ。その気持ちが表れたように思うのですわ。(道重さんはまた違う位相かも、ですが。歌いきった後、客席から自然とあたたかい拍手が起こったことを記しておきます)

いやはや。これはもう少しこなれてきた後半戦も見てみたいものです。初日初回の真新しさも嬉しいのですが、より自らの血肉と為したアクトも、より芳醇であるでしょうから。

以下、ざっとメモしてきたセットリストです。

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2007.12.03

第6回ハロプロ楽曲大賞2007

「第6回ハロプロ楽曲大賞2007」に投票してきました。選んだものは以下の通り。昨...

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2007.10.29

長距離走者の孤独

後藤真希さんが2007/10/28を以てハロープロジェクトを卒業する、と、各社の...

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2007.08.06

ハロプロ楽曲大賞1997-2006

「ハロプロ楽曲大賞1997-2006」に投票します。 私がここでほつほつモノを書...

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2007.06.28

原点、そして「Peacemaker」

安倍なつみさん・保田圭さんのカジュアルディナーショーにお邪魔してきました。
(6/24(日)13:00開場~15:45頃終演 @ジャスマックプラザホテル内「ザナドゥ」)

安倍さん単独のDSは昨年の5月、同じ場所での公演にお邪魔して来ましたが。今回は盟友・保田さんも一緒とのこと。昨年の里帰り初回とは違う形だけど、それでも「ただいまー!」と言う声は、本当に嬉しい時に見せてくださる、みかづきの眼でした。

そして保田さんは、ハロプロの救急箱の名に恥じぬ気遣いを遺憾なく発揮。「気遣いを気遣いと悟らせない芯からの優しさ」、っていうんでしょうね。彼女が居るから、年上・年下、期の上下。何かと「違い」のあるメンバーが、そっと手をつなぎ、力を合わせることが出来る。そんな温かい支え役で、そしてみんなから好かれる理由を、十二分に渡していただいた気持ちがあります。

たとえば。安倍さんも、対中澤さんだともう絶対に「15歳のなっちさん」に戻っちゃう。どんなに背伸びしようとも、裏できゃーこら矢口さんと追いかけっこしてそのことを「しょうがないねえ(にっこり)」と話されるように、完全に妹モードになる。それが対保田さんだと、ちびっこが「じぶんの方がおねーちゃんなの!」とふるまってみて。それを上手い具合に保田さんが甘えたりするていで空気を和らげる。そんな、「二人だからこそ」の、いい時間帯でございました。

10年を経たから、笑えるような部分もある。
でも。こと「歌」については。共に切磋琢磨すべき仲間。安らぎの表情と同時に、「恥ずかしい姿は見せられない」との、ほんの微かな気負いを見た思いがありました。「モーニング娘。」としての原点は何なのか。そして、その長い歴史に於いて、船首像-象徴-で在り続けた者と、構成員全ての調整を担った者。その二つの重なりをも、じっくりと考えさせていただきました。

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保田さん曰く、今回は「わたしと、1期メンバー3人が一緒にやらせてもらう機会」だったとのこと。確かに、中澤さん、飯田さん、安倍さん、と続きましたもんね。その流れを踏まえてなのか、「モーニング娘。の曲だけをやる」との宣言の元、セットリストが組まれていました。

2ndアルバムの曲がかなり好きな身としては、出来れば「コンサートか、もしくはこういうショーか。いずれにしてもハーモニーとして、生で聴かせてもらいたい」曲がいくつかあったのですが。まさかその1つがここで叶うとはなあ!
(後で調べたところ、圭ちゃんと圭織の回で、もっと聞きたかった曲をやられておりまして。それがホンの少しショックではございましたが(^^;)
別の方のステージで聞かせてもらっていて、その時はそれでとても嬉しかったのですが。やはり「声の重ねがあっての魅力」がある曲でしたので、自分のとくべつのひとと、重ねの声が大好きなひとの合わせで聴けたことは、本当に幸せでした。

DSといえば「じっくり聴かせる」もの、な印象が強かったのですが。今回は客席巡回時にちょっとアップテンポめのものをもってきたり、ラストに今までのコンサートと連関させる曲を持ってきたりと、「かろやか」の部分も多めでしたね。あいにく、ジャスマックは広尾のクロシェットと比べるとかなり広めのつくりなので、ちょっと巡回がどたばたしてしまう難がありますが。それでも、なんとか工夫をこらして、ひとりひとりと「にこっ」と眼を合わせる努力をしてくださることに、心から感謝を。こちらのワガママとは承知の上で。「うれしい」気持ちが、少しでも届くとよいなあ、と思うのです。

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写真撮影と握手も、それはそれでありがたいとは思うのですが。
もし叶うことなら……写真も握手もなし。でも、生演奏で、こじんまりしたところで、じっくり静かに「歌声を聴くことが出来る」。そんな形式のコンサートを、今後開いていただけたらな、と思うことしきりです。

以下はセットリストです。

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2007.05.07

歓声よりも長く、興奮よりも速く

モーニング娘。コンサートツアー2007春~SEXY 8 ビート~ @さいたまスー...

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2007.03.28

自主独往-MELON LOUNGE Vol.4

友人のおかげで、なんとか参加皆勤賞なイベント「MELON LOUNGE VOL....

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2007.03.23

芳醇佳酒

安倍なつみさんの新譜(ミニアルバム)「25~ヴァンサンク~」。iTunes St...

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2007.01.09

切磋琢磨の祭典

Hello!Project 2007 Winter ~ エルダークラブ The Celebration ~
1/5(金) 18:00-20:00 @中野サンプラザ

こちらの公演を拝見してきました。

ハロプロを楽しむ時に、知っていた方がより楽しめるもの。その1つに彼女たちの歴史だったり、キャラクターだったりといった、ある意味余剰の情報があります。ずっと見続けていくこと、深く知ることでより楽しめるもの。ただし、「それを全く知らぬ人間に見せても」響くところがあるのでは?と。そう思える重厚さをいくつか感じたのが、今回のエルダ組のステージでした。

筆頭は、松浦さん。
声だけで会場を満たす力は流石のひとことです。
「音楽と人」でのインタビュー然り。今回のMCでも然り。「歌を伝える人でありたい」との気持ちが、その佇まいからは強烈に伝わってきます。

与えられた役柄だって、それが必要とあらばキレイにこなしてみせましょう。
ただ、そうじゃない自分もあっていいんだ。自分の意志はそれとして、通したいものは、多少の搦め手-なすべきことをなした上での、意志のカードを切るという形で-を使ってでも通してみせましょう。その心根の強さに、改めて感服した次第です。

また、他のメンバーも決して負けてはいません。
自らの持ち歌の部分では、単独のステージを見たことのないお客さんだって、必ず虜にしてみせる、との意志に満ち満ちています。落語に喩えるならば、独演会じゃなくて定席の寄席。全員が全員「自分のお客さんではない」ところで、果たしてどれだけ目を向け、心を引き寄せられるのか。そういった切磋琢磨の度合いだったり、(いい意味での)貪欲さだったりは、正直、ワンダよりエルダの方により強く感じております。

大変厳しい言い方になりますが。
「ライブが開催できることは、当然のことではない」
このことが身に沁みているか否か。それだけの切実さがあるか否か。
その差異を、組分けやパフォーマンスの差に重ねて見ていた私がいます。

以下、セットリストになります。

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2007.01.01

ただの恋だから

あけましておめでとうございます。 随分更新頻度も減ってきておりますが。このサイト...

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2006.12.18

Four Views for "ROCKS"

メロン記念日 コンサートツアー2006冬「FRUITY KILLER TUNE」
12/16(土) @愛知厚生年金会館 19:20-21:20

こちらの公演へ参加してきました。
ベストアルバム-なるべく「アッパーな」曲を、との選を求めて編まれたアルバムを引っさげてのホールツアー。口開けは意外とゆったりめ、だったんですが。中盤にまあもう「これでもか」と畳み掛けるようなロック色、そして中盤でしっとりクールダウン。一息ついたと思わせたところで再度熱気を!との、緩急自在でなおかつ「体力勝負」を挑んでくる。そんなセットリストでした。

夏のライブハウスツアーでも感じたことですが。自分たちの経験をきちんと血肉とし、そして表現を磨いてゆく。新たな世界をどんどん吸収し、自分たちにしか出来ない-アイドルという形で始まったけれども。でも、新境地としての「Rock」を目指してみようじゃないか?との思いが形になった。そんな舞台を見せてもらいました。

ハローの中でも「初めて」を担うことが多い彼女たちですが。今年一番の収穫は「意識的に、ハロー以外の音楽やアクトに触れたこと」ではないでしょうか。芝居関係はまだハローの枠内、と、私には見えてしまっていますが(「Girls's Knight」等)。ラウンジを通してELLEGARDENやBEAT CRUSADERSのライブアクトに触れたこと、そしてDJプレイの一環でさまざまな音を身体に入れたこと。そのことの効果の大きさが、ひしひしと伝わってくる2時間でした。

夏のライブハウスツアーでもあった「カバー曲コーナー」ですが。今回は4人で1曲、の形でした。ただ、「ラウンジで掛けてくれないかな」と望んでいたのが、まさかコンサートで、実際に歌ってくれるとは!英国風ロック少女っぽいいでたちだったのもまた嬉しや。この曲をつなぎで、そして第二の着火点に持ってきたアイデアには、心より拍手を。

舞台装置は、ともすれば無骨に見えるくらいのシンプルさですが。そこを「上下」に使って形作る巧さが光っています。4人を、1人ずつ配すること。2人ずつ配すること。どのような形にあっても「ひとつの絵」になるのは流石です。

また、後方から見せていただいたおかげか。「明かりの使い方」も、非常に演劇的なものを感じました。色で織り成すもの。もしくは、光度の強弱で表す陰影の妙。思わずどきりとさせられた場面も、いくつかありました。

熱さも、艶も。変化自在に見せてくれるこの4人。是非とも機会があれば、ご覧頂きたい、と、切に思う時間でした。

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2006.12.10

第5回ハロプロ楽曲大賞2006

「第5回ハロプロ楽曲大賞2006」に投票します。 昨年はちょっといろいろあってパ...

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2006.11.30

Walk on the way of Life

モーニング娘。の新曲「歩いてる」に触れたのは、秋ツアーの初日初回。名実共に初披露...

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2006.10.21

ときぐすり

矢口真里さんの「ファンの集い・特別編」に行ってきました。 (10/21(土) 1...

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2006.10.15

The "G"irlie-Emotional Show!

後藤真希 LIVE TOUR 2006 ~G-Emotion~
10/14(土) 15:15-16:50/18:44-20/50 @市川市文化会館

こちらのライブへ参加して来ました。
ハロコンではたぶん1,2を争う勢いで心を射抜かれ続けているのに。単独のツアーとなると、なかなか機会が合いませんで。去年のそれはまるっと抜けたまま、今年の初日公演を拝見してきました。

ソロとして(あるいはユニットとして)活動しているのですから、当然といえば当然のことなのですが。今年に入って、特にエルダ組の「各人の色の違いをよりはっきりしてゆく」姿勢の総決算を、今回のライブで見せていただいた気持ちがあります。

以下、非常に乱暴な喩えであるのは承知の上で。
ギター一本なり、ピアノ一台なりの素舞台。マイクがひとつ。その中で自分の世界を立ち上げるのが安倍さん、松浦さん。それに対して、「一歩劇場に足を踏み入れたら、そこからもうショウは-非日常への誘いは-始まっている」世界の創り方を試みているのが後藤さん。

安倍さんと松浦さからは「歌(で自分の内にあるもの)を表したい」との気持ちを強く感じます。(もちろん、二人の核と表現の方法は全く違うことは承知の上です)それに対して、後藤さんからは、「できうる全てを用いて【一つのショウ】を表現したい(歌はその一つの手段である)」との気持ちをひしひしと感じました。

松浦さんの秋ツアーの感想でも記しましたが。彼女たちは、本当に『変わって』いっています。より高みへ、より別の空へと。そのことで、今までの応援スタイルと相容れない部分も出てくる-こちらのありようについても『変わった方がいいのかもしれない』ことがあるかも、と思います。

そのひとつが「サイリウムの使用」。これは私が「基本的には使わない」主義だから、の視点になるのでしょうが。拍手と、適切なコールアンドレスポンス。それだけで十分あの空間は成り立つと思った-裏を返せば、今回は特に違和感を覚える部分が多かった-んですけどね。(行ったことはないので推測になりますが)そしてアイドルのコンサートではお約束のひとつと化している「サイリウムの使用」ですが。逆に「ショウ」だと考えれば……滅多に見ませんよね。少なくとも、私が見聞きする範囲では、「それも含めたシャレとしての(客席と舞台が演出と分かった上での)利用のみ」ですし。

意地の悪い言い方をするなら、「最近流行の『ディーヴァ系』の傍流」となるかもしれません。でも、わたしの目には。ハロプロの枠に足を置きながら、そこから思いもよらぬ方向へ大きく駆けようとしている若鷹が見えました。

もしかすると、今まで思い入れが強い人には、その方向変換が「大きすぎる」と感じられるかもしれません。ただ、ハロプロということだけで敬遠していた方がいらっしゃるなら。もしくは、彼女のことをホンの少しでもご存じならば。是非とも、今回のツアーはごらんになっていただきたい、と強く願っています。

以下、今回のセットリストです。毎度ながらセンチュリーランドさんよりお借りしてます。

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