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2004.11.30

第3回ハロプロ楽曲大賞2004

去年末にいろんなサイトの方がいろんな言葉で選考理由を述べられていたのがとても楽しそうでしたので、今年は私もおじゃまさせていただくことにしました>ハロプロ楽曲大賞

【楽曲部門】
3点:晴れ 雨 のち スキ(安倍Version)/安倍なつみ
2点:ふるさと(中澤Version)/中澤裕子
2点:サマーナイトタウン(モーニング娘。おとめ組Version)/モーニング娘。おとめ組
2点:愛あらばIT'S ALL RIGHT/モーニング娘。
1点:スカポロー・フェア/松浦亜弥

【PV部門】
3点:女子かしまし物語(パニックトレインVer.)/モーニング娘。
2点:だって 生きてかなくちゃ/安倍なつみ
1点:淋しい熱帯魚/W

【推しメン部門】
安倍なつみ

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【天空闊歩特別賞】として:
加護亜依「ダディドゥデドダディ!」(「ベストショットvol.2」所収)
(本来ならPV部門へ投票したいのですが、ノミネート対象外ですので。)
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選考理由は長くなりますので以下に。楽曲部門は何らかの「絵」や「ものがたり」が強く見える(見たいもの)を、PV部門は+「こころをわしづかみにされる力を感じられるもの」を主眼に、選びました。推しメン部門は…迷いつつも、やはりこの方に(^^)。

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2004.11.28

おはようございますの帽子屋さん

「安倍なつみ PLATINUM MOMENT BOX」所収のDVDをのんびり見ております。「BOX」と銘打つだけあり、写真・フォトブック・写真立て・ポーチ・DVD・ニット帽と盛りだくさんな中身。グッズ類はいらなからDVDだけ別に出してくれー!と思うのですが(それは「sweet morning box」についても同様)無理なんですかねえ…。

DVDの内容は(ざっくりですが)
●プライベート風景
-モダン家具屋・帽子屋・アンティーク家具屋を巡りつつ、日常のおしゃべりを。
●インタビュー(1年を振り返る)
-卒業直後の、ミュージカルに際しての思い。もっと前へ進めるのでは?と、自問自答する日々、
-ソロになってからの歌への思い。ステージ毎に、「自分で創る」ことを意識する。また、お客さんのパワーに、自分のパワーも増幅される。
-ドラマについて。歌だけなら出会えない、素晴らしいキャリアの人達と気持ちをひとつにして仕事が出来た、というのは希有な経験。役作りにも没頭。自分の中で「新しい自分」、想像しなかった「女優」の自分を発見できた
-来年(2005年)はどうしたいか?2004年は「はじめてづくし」・激動の年  だった。ソロになってはじめて「自分」に向けられるお客さんのパワーをはっきり意識したので、もっともっと「より良いモノ」を、「心に伝わるもの」を表現したい。
●所信表明
-これからも「安倍なつみ」をみんなに伝えていきたい。だから、一緒に走って行こうね(^^)。

といった項目になっています

そういや、どこかのMCで「撮影で帽子屋さんに行ったけどそこで山のように帽子を買っちゃって。うちで帽子屋が開けるくらい帽子がある」なんて言葉を聞いた記憶があるですが。このお仕事、だったんですね。雑貨屋で椅子を見ている時も楽しそうでしたが(彼女もモノに「呼ばれる」ひとなんだな、と、勝手ながら親近感を(^^))、帽子屋ではまるでローティーンのオンナノコのごとくはしゃぐことはしゃぐこと。また、メンバーに(麻琴っちゃんとよっすぃーに)プレゼントして、なんてことも語ってました。

彼女の言葉が聞けるのは勿論嬉しいことなのですが。より「素」に戻るのは、裕ちゃんだったり矢口だったりといった「仲間とのおしゃべり」の方なのねん、と。「あなた色プレミアムのDVDパンフ」を見てしまった身には、ほんの少しだけかゆい処にぎりぎり手が届かない、かも、なんてことを(贅沢だとは承知の上で)思ってしまうわけです。はい。
限定販売なのか、と思ったら、Amazon上ではまだ買える模様。DVD「だけ」としてはちょっとコストパフォーマンスが高すぎかな?と思いますが。彼女の言葉がじっくり聴ける、という点では、嬉しい買い物だな、と。もし迷っていらっしゃる安倍さんファンの方がいらしたら、ぜひ、どうぞ。

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タイトルは谷山浩子さんの曲から。アルバム「カントリーガール」あるいは「セブンティーズ」所収、です。

疲れるだけですよ 憎んでみたところで だから お早うございますの帽子屋さん

彼女を巡る最近の諸々について。これが、わたしの思うところ、です。

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次は、6人でお会いしましょう

氣志團現象最終章@東京ドーム(11/29(土)17:30-21:30)へ行って来ました。メンバーの負傷により大阪・名古屋が延期となった後、のライブゆえいろんな意味での不安がありましたが。彼のコーラスパートはビジョンに(ツアー前半で撮ってたであろう)映像を映してフォロー、そして最後に病室からのビデオメッセージを流す。また、折に触れてお詫びの言葉をつむぐリーダー。彼の不在に対してのファン側の気持ちを汲んだ演出に、ほっとさせてもらいました。

バックネット裏スタンドからのんびり見ていましたが、懸念していた音割れは想像よりマシだったような。あくまで「野球をする」ための場所であって、「音楽を聴く(かせる)」ためにつくられた場所ではないけれど。観客側の拍手の遅れ(ドップラー効果、でしたっけ?)が気になる程度で、音の面でさほど不満は感じずに済みました。また、演出も大舞台を意識してある(去年の木更津・今年アタマの武道館の経験は大きかったのでしょう)分、埒外から見ているような疎外感を感じることなく、きちんと「ライブ(彼らのそれはGIGと呼ばれていますが)」として楽しめた4時間、でした。東京ドームだけの追加サプライズは、アンコールラストの「涙BOY涙GIRL」。可動式のリングに、3人/2人とメンバーが別れて乗り、フェンス際をぐるりと(ホームベース部分でみこしをクロスさせて)一周し、端やスタンド席のお客さんへ手を振る彼ら。最後にちゃんとネット越しのビジョンじゃなく、出来うる範囲で自分たちを見せに来てくれたのはとても嬉しかったです。


大きなハコの使い方及び「キャラの立て方をはじめとするコンセプトの立て方・用い方」の戦略・戦術、over30's辺りの観客をくすぐる(「永遠の15歳」と謳っているのに矛盾しますが)パロディの仕込み方の巧さ。ハロプロのライブと、他のライブは基本的に「全く別物」として見ているのですが、今回はどうにも比較してしまいがちなところもあったり。というのも、途中に新ユニット「微熱DANJI」のお披露コーナーが小芝居付(^^;であるのですが、そのオーディション場面がまんま「ASAYAN」なので。(昔、渋公でやったライブのOPが「そうだ!We're alive」の歌い出しだったこともありました。映像+それに行った友人からの言葉だけの情報ですが、えらいかっちょよくハマってましたもん。悔しいくらい)

台本で縛るもあり。コンセプト先行もあり。ただ、それを「他者から与えられた言葉」のままにするか、「自分の言葉と聞かせてくれるか」(気持ちよく騙してくれるか)が、ハロプロの大バコライブにおいて決定的に欠けている部分かな、と思うのです。台本ありきなら、それならもう徹底的に練ってくれたものを見たいんですけどね。

小芝居、といえば。ライブよりハロプロよりまず小劇場ありき(ナマモノとしてね)なわたしには、マネージャー・明星"テポドン"真由美さんのコーナーにびっくり。この記事の最後の部分、同感です。でも、それと同時に「……だったら舞台に戻って来てくれええ」ともごもごする部分も、あったりなかったり、ですけど。(^^;)。

野球は疎いので、東京ドームに入るのは確かこれで2度目。前回はTMネットワークの解散公演1日目だから、ホントに何年ぶりなのだか。風邪っぴきなのとここのライブでは騒ぐので(逆にハロプロでは親子席でのんびりしていることが多いです)、いつもより大きなペットボトルを持っていったら…ドーム内はペットボトル持ち込み禁止(紙コップへ移し替えを強要される)んですね。うーむ。禁止への経緯は想像出来ますけど、今日の体調で水をちみちみのめないのはきつい。かといって荷物もあったんで、Lサイズの紙コップ2つを抱えるのも無理。結局、お手洗いに並ぶ途中で1つを空け、もう1つは洗面所に流して、てなことにさせてもらいました。(おかげでライブ中何度も席立つハメになりました)

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2004.11.24

わたしが思う、こんな「彼女」たち

以前、道重さゆみさんの写真集の表紙である短歌を思い浮かべた、という文を記しました(ここです)が。今回は、「モーニング娘。」のみなさんについて、「わたしが思う、彼女たちのありよう」と「言葉の並びに浮かぶ絵」が重なったもの、を並べてみたいと思います。(モーヲタアワーさん、その節はありがとうございました。)

氏名
中澤裕子湯を抱いて見ている月の光(かげ)甘く熟れゆくまでの歳月(とき)のはるけき
安倍なつみそこだけに闇がほのかのともるごと弥勒やさしも曲面の輝る
飯田圭織天秤は天の秤と書くならばいま揺れている果実のひかり
福田明日香外光のおよぶことなきいっかくに耳たぶながく弥勒は座せり
石黒彩ひるがえる風にもまれて消えし蝶伝えよ世界の裏なる紅葉
市井紗耶香自転車を風追いぬけるきりとおしとどまらぬもの風とよばれて
矢口真里潮風に荒れたる髪を抱き寄する零るる(こぼるる)は夏の砂か光か
保田圭円錐の光がいく筋か交叉せる無為の明るさ仁王の寄り目
後藤真希炎とは火(ほ)の穂と読めり対岸に昼の桜は捲れん(めくれん)とする
石川梨華喘ぐように触れし唇月の夜に月の光の天秤(バランス)しずか
吉澤ひとみ草生より月がのぼると去りかねてまた思うなり思いは沈む
加護亜依かきあげし髪がつかのま吹かれたるおぼろ記憶の中のほほえみ
辻希美みずたまりより跳ねて小さく駆けまわる影あり月の夜の魔方陣
高橋愛重力を開放されてふる光花はまばたく水までの距離
小川麻琴泡立てるわが感情は春雪に梅紛るるとのみ伝えんや
紺野あさ美さくらばなひらかむまえのはつかなる恋うはさやさや率(い)ても離(か)れても
新垣里沙あぎとうごとく少女のびあがりくちづけす渡り廊下のどくだみの花
藤本美貴再生を希いて(ねがいて)人の創りたる月の齢(よわい)の二の頃の月
亀井絵里石段に尻冷ゆるまで見ておりぬとろとろと海にしずくする夕日
道重さゆみ水の表を現実(うつつ)と呼べば水面を擦りてかすかに火の香運ばる
田中れいなわれはわれのため生きゆかんはだけたる胸をためらいがちに風過ぐ

歌は全て永田和宏氏のものです。収録歌集は以下の通り(メンバーの名前と歌集、という形にさせていただきました。)です:

「風位」中澤裕子、安倍なつみ、飯田圭織、福田明日香、保田圭、後藤真希、石川梨華、吉澤ひとみ、高橋愛、藤本美貴、亀井絵里
「無限軌道」石黒彩、矢口真里、加護亜依、小川麻琴、田中れいな
「やぐるま」市井紗耶香、辻希美、紺野あさ美、新垣里沙、道重さゆみ

なお、飯田さんについてだけは葛原妙子氏の「口中に一片の柚匂いつつ悲哀は過ぎにき眩しかりにし」とも迷いましたが…ここまで来たなら一人のひとの歌に揃えてしまえ(^^;と思ったことを記しておきます。

彼女たちが私にはどう映るのか、そして言葉からどんな絵を思い浮かべたのか、は、この続きに記させていただきます。歌に対しても、彼女たちに対しても、誤りかつ浅い読み/見、しか出来ていないことは承知の上。それを踏まえて、ご笑覧頂ければ幸いです。

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2004.11.21

Let me (hope to) try (them) to be back to this place, anyday

文法的に正しいか云々のツッコミはどうかお手柔らかに(^^;。

今週の「モーニングチャンネル」(ザ・テレビジョン掲載)vol.177の矢口さんのページに、「中澤・矢口・安倍(左から順に)」の3ショット写真がありました。この連載、各人が自分でいくつか写真を撮り(あるいはメンバーに撮ってもらい)それぞれにひとことコメントを寄せる、という体裁なのですが。この写真に寄せられたコメントは

「仲良し三人組!!久々に登場(はーと)。なっちとばっか遊んでたら、ゆうちゃんすねた…(汗まーく)」

とのもので。はっきりした日付は忘れましたが、ラジオでも確かそんな話をしてたなあ、と、とてもほほえましく思い出しました。下のコたちともわしわし関わる(んでもって締めるべきところはきちんと締める)おねえさん、な矢口さんですけど。(彼女から見ての、期だったり年齢だったりの)おねえさんが近くにいるとすっかり甘えん坊のわんこモードになるんですかね。それに対して中澤さんが「なんでなっちばっかりー!」スネ(てみせ)る、というのが、また想像するだにとってもかーいらしい光景で(^^)。

写真も、ラジオでの話も、H.P.オールスターズの仕事絡みでしょう。先週のpop jamで披露された、この歌の「絵」を見た時に、真っ先に重なったのがこの写真と、そして矢口さんの語る言葉の端々に見える「おねえさんたちの、深く心を許しあえる(までに至った)関係性」でした。

この歌のフォーメーションは「彼女たちの、ハロープロジェクトの歴史を振り返るかたち」を取っていて。1期の3人(中澤・安倍・飯田)で歌い出し→2期の2人(矢口・保田)がそこへ入って5人、な形→後藤(3期)・アヤカ・稲葉と入れ替わって、な形を取って歌の導入部が一段落します。矢口さんと保田さんが3人の間へ入る形の時、矢口さんを見る中澤さんの目、保田さんを見る安倍さんの目が、それぞれ、とてもあたたかくて。月並みな言葉になりますけれども。月日を重ね、苦楽を共に乗り越えて来た「同志」だからこそ、この「まなざし」があるんだなあ、としみじみ感じた次第です。勿論、一番最初に歌う3人の「慈愛に満ちた、とても綺麗な笑顔」に見惚れ(そして)涙したことも、記しておきます。

また、同時に思い出したのが、辻さん・加護さんの卒業メモリアルDVDにおねえさんたちが寄せていたコメントの共通部分-「卒業コンサートの最後の曲を終えて、この階段を下りて(舞台裏へと降りて)しまえば、もうあそこへは(モーニング娘。としてのステージへは)2度と戻れないんだ」との言葉でした。(正確な言い回しではありません。ご容赦を)
もう2度と会えないわけではない。事務所も一緒だし、夏冬のハロコンでは(よほどの事が無い限りは)同じ舞台に立つ、といえばそう。仕事もハロモニ等で上手く時間が合えば重なる。でも「(以前のように)一緒に、同じ歌を、気持ちを共有して」歌うことは出来ないのだ、との(訣別とも言うべき)覚悟を、そこに見ました。

その気持ちがあるからこそ。この歌を歌う時の、卒業した(卒業を控えた)メンバー達の笑顔が、わたしの目には「格別のもの」に映るのでしょう。

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以下はいまさらな蛇足を。
タイトルの( )内抜きの言葉はサザンオールスターズの名曲「シャ・ラ・ラ」(「バラッド '77~'82」所収)から頂きました。この曲、つじあやのが「COVER GIRL」でカバーしている(デュエットは奥田民生!)のですが、このver.もなかなか興味深い仕上がりになってます。(試聴はこちらでどうぞ)

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2004.11.19

そのたわいなさこそを

他のラジオは時間があるときにまとめて(ごめんなさい)、なことが多いもの「あな真里」だけはなるべくリアルタイムで聞くようにしているのですが。今週は諸事情が重なって、今日まで延び延びになっておりました。

で、そこで矢口さんが長い時間を割いて語ってくれた、(元)メンバー達との近況について。「うたばん」でハロプロオールスターズの収録があった際、歌録りとトーク録りの間に2時間半空いたため「アダルトチーム=飯田・安倍・矢口・保田・稲葉(中澤ねえさんは仕事で不在だったそうな)」でスタジオ内の喫茶店でたわいのないおしゃべりで盛り上がった、との由。お店を出る時には「今しゃべっていたことを録音していたら、2時間のラジオになったよね(笑)」てな言葉も出たそうで。や、ホントにそれ「も」ぜひ聴きたいですってば!

ラジオよりはTVっ子な性分ですが、定められた言葉を、覚えた通りに語られるよりは。たわいのない日常の諸々を、拙い言葉でもよいから「己のものとして」語ってくれる方が、よりわたしには深く響いてきます。人数や力量、その他諸々の関係でかっちり枠を決めておかねばならないのかもしれませんけど。昨年の「ハロプロやねん!」で聴かせてくれたような、「たわいないけど、素(と思わせてくれる)のおしゃべりや、姿や、ありよう」をこそ、見たい/聴きたいのだ、と改めて思いました。

んで。そんなありようは、おねえさんチームの独占物じゃないはず。残念ながら春コンへの道は遠のきましたが(戸田は全落。…でも名古屋遠征は出来る結果に^^;)、バトンがひとつ渡された、そしてもうひとつ次へと渡される、「第六感」な第二ステージ。ぜひとも、そんな部分も見せてくれることを願ってやみません。

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2004.11.17

言葉にすると、消えてしまうから

心にしまいこむ。表に出さない。形にしない、という選択肢もある。逆に直截すぎると、その直截さゆえに裏を(言葉が示すことの、真逆の意味を)考えすぎることもある。

でも、ぴたりと時機が合ってくれれば、これほど嬉しいものはなくて。
肩を叩く励ましの手や、そっと差し出される(負けを示すのではなく、先へ進むために視界を拓くための)タオルになってくれそうで。思わず、予定には入れてなかった、さいたまのスポフェスのチケットまで取ってしまいましたよ。

矢口さんのラジオ音源で聴いたハロープロジェクトオールスターズ「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL !」。受け止め時によっちゃ「ベタだ」と一蹴してしまいそうなんですけど。今回は初聴時からすとん、と胸に飛び込んでくれました。ライブではどう見せてくれるのか、今から楽しみにしております。

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2004.11.12

喫水線、あるいは

血の巡りがどうにもよろしくないのか。見た当時は別にどうとも思わなくとも随分時間を経てから「あっ!」と、身体のなかにじわじわぐるぐる響いてくることが、ことハロプロに関しては多いです。
友人との話の中で(ハロプロとは関係のない)「世の中万事無駄はなし。全ては未来への伏線よ」なんて言葉が出てきましたけど、まさしくそうだと改めて感じる今日この頃です。

というのも。昨日今日とPVの絵と一緒にずっとアタマを離れないのが、去年のシャッフルの3曲、特にSALT5のそれで。iPodでほいっと選択してはこの曲から聞き始め、てな(ハロプロでざっくりプレイリストを作っているのですが、そのスタートを)行動を取っております。初めて買ったハロプロ関係のものなのも大きいのですが…当時はさほど意識しなかったにもかかわらず(PV及び曲に惹かれたのは11WATERの飯田さん・吉澤さん・矢口さんでした)、やっと今頃になって「おおっ!」と思うのは。この5人の飛躍ぶりをこの1年に続けざまに見せられた/魅せられたから、でしょう。

安倍さんと松浦さんは言うに及ばず。特に安倍さん、まさか私はこんなにあなたのコンサートへ足繁く通うようになるとは想像だにしておりませんでした(^^;。前田さんも新境地を拓いていっている(と思います。私の狭い物見ではハロコンでしかお見かけしませんが、一番「外」へとつながりそうなひと、と思っておりますので)し、加護ちゃんも「ベストショットvol.2」の「ダディドゥデドダディ!」での表情や、Wでその無敵ぶりを発揮している。麻琴っちゃんも(いろいろ言われる部分もあるでしょうが)コンサートで心底「ここにいることが、楽しくてしょうがない!」と全身で語っている。

勿論、7airや11waterのメンバーが飛躍していない、ということでありません。どのメンバーも、この1年で「光彩陸離」の言葉が相応しい羽ばたきを見せてくれています。中でもわたしの内の喫水線を変えてくれた、という意味で、この5人とこの歌に強く惹かれているのかな、と思っております。

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以前書いたことの繰り返しになりますが。ハロプロにはっきりと意識を向けるきっかけとなったのは「安倍なつみ、モーニング娘。卒業」の一報でしたが。種を蒔かれたうちのひとつは、「Do it ! Now」のPVの1シーン-圭織たちが螺旋階段を上っている時の場面とその表情、でした。圭織の卒業コンサートの申し込み(@ぴあ)をしながら、ふと、そのこともアタマをよぎった夜です。

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2004.11.10

Standing at the crossroads (again)

代々木SPで実際目にもしたし、何度か耳にもしていたのですが。最近になってようやく松浦亜弥版の「渡良瀬橋」が身体にじんわりしみてくるようになりました。森高千里版に格段の思い入れがあったわけではありません。(くっきりリアルタイムではありましたが(^^;)。)「いい歌だね」程度の残り方はしていますが、手元に置いたりするわけでもなく、ただ流れる歌が耳に残っていた、程度でした。

この曲について、松浦さんが「自分もこの秋にひとつ岐路に立った」といった意味合いの事を語っていた記憶があります。彼女の語る・そしてこの歌に込める「岐路」は、多分に彼女にとっての「初めての(躊躇をもたらす)分岐点」で。それについて、自分の選ぶ道をこれ、と、しなやかに示している感があります。それに対し、森高さんが歌うそれは「かつて分岐点に立ち、当時の選択の結果として今ある自分から、その分岐点を懐かしく思う」もので。
その2人の立ち位置の差が、私自身が元曲を聞いていた時から今まで経てきた時間と重なって、やっと響いてきたのかな、と感じています。

「売り渡す」とまではいかなくとも。どちらかひとつの道を選ばざるを得ないとなれば、「選ばれなかった」もうひとつの道もそこにはあるわけで。いま・選んだ道を示す松浦さんのありようと同時に、これから10年後に「そのことを懐かしく振り返る松浦さんのありようも、是非とも聴いてみたい、と思っております。

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2004.11.09

お風呂ラジオ

なっちのコンサートMCで、「お風呂に(多分防水加工なぞしていないであろう^^;)DVDプレイヤーを持ち込んでゆっくりするんだ」というのは何度か出てきたかと。んで、圭ちゃんに「大丈夫なのー?」とツッこまれ「ん、一度それで壊れた」とそりゃまあ彼女らしいやりとりをほのぼの(そしてはらはら)しながら見ていたのですが…あれはいつのコンサだったんでしょうか。前回(あなた色)だったか今回(あなた色プレミアム)だったかなー。

私自身はお風呂大好き・長風呂でgo!な性分だったのですが。それは実家のお風呂が「追い焚き可能な仕様」だったからで。湯を張ったらちゃっちゃと入らなにゃあきません、なアパート生活だと、ついつい面倒がってシャワーのみ、になりがちになっております。特に夏場。お湯を張ってる待ち時間にちゃっちゃと汗を流したくてまずシャワーを浴び、それからもう一度お湯を張る、てな二度手間はなかなか取れませんで。

とはいえ肩こりと腰痛が持病の身としては、「風呂に浸かるのが一番」との自覚も他覚も(治療してくれるセンセに言われます。はい)しっかりあるので、対策として「お風呂ラジオ」を導入しました。実家時代から本はよく持ち込んでたんですが、ぼんやりするには視覚ではなく聴覚で時間を紛らわせる方がよりベターだったので。(つか、本だと目が逆に疲れすぎてしまうんですよね^^;夢中になりすぎて)。

使ってるのはSONY ICF-CD73V/L。買った当初はお風呂用のCD-Rをいろいろ焼いたりしておりましたが、最近はFMを聞くか、あるいはUSB接続のFMトランスミッタ(Logitec社製のこれ)で、iTunesやWinampの音源を飛ばしてのんびり、ということが増えました。好きな曲をじっくり聴くのも(選択の過程も)それはそれで楽しいのですが、会話なり他の要素なりの「next one」がぼやけて分からないほうが、よりアタマがぼけらーっとできるようで。
ちなみに今日は原田知世(「カコ」「summer breeze」「My Pieces」)とタンポポ(「TANPOPO 1」)からピックアップしたセットリストをつくって流しておりました。こころをのんびりおだやかにしてくれる声、という意味で、とても心地よいものでした。

日曜日だと時間によっちゃ「あな真里」をのんびり、てなこともあるのですが。流石に長丁場に過ぎるので、フルにお風呂場でってことはありません。持ち出してPC机の近くに置いて書き物、が多いですかね。

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2004.11.05

酔ひもせす

ここ2、3日、中澤裕子さんのカバーによる「初恋」(「FOLK SONGS 3」所収)を繰り返し聞いております。元曲が好きなのもありますが、がらりと情景を変えて見せてくれる、彼女の「うたぢから」に改めて惚れたのが大きいです。
オリジナルの持ち歌もたくさんあるのに、カバーに惚れる、というのも(取りようによっては)失礼な話ですが。一度創られた世界を、新たな角度から見せて/魅せてくれる、というのも、歌うたいとしてのとくべつの力かと。

村下氏の元曲(「初恋~浅き夢みし」所収)には、年頃にして不惑辺りの男性が、胸を離れない往時の思い出を癒し薬として求める情景が浮かぶのですが。今回中澤さんがカバーしたそれには、思い出にひとつの区切りをつけ、昇華させようとしている、との情景を見ました。より具体的にいえば、サビに「浅い夢だから/胸を離れない」との言葉があります。これを、
◆往時の甘い思い出は胸を離れない。だからこそ、それを(時に)取り出して浸ることで癒し薬としたい=村下さん版
◆胸を離れない思い出の延長線上に今の自分が立っている、と心定めた上で。酔うには浅い(浅すぎる)夢だ、と、やさしいまなざしながらひとつの区切りをつけようとしている=中澤さん版
と感じたのです。

かつての思いもそれはそれで大事なものとする。ただ、それに耽溺することなく、新たな道へと歩を進めていく。ハロプロにおいて、いろいろな「初めての道」を歩む彼女のありようを、次のソロライブでどのように見せてくださるのか。心より楽しみにしております。

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2004.11.01

櫛にながるる黒髪の

道重さゆみさんの1st写真集「道重さゆみ」の表紙とサンスポの広告(を目にしました。その瞬間真っ先に浮かんだのが、与謝野晶子の歌-「その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」でした。

少し黒目がちのひとみで、まっすぐこちらへ向ける視線。努力して身につけた部分も勿論あるのでしょうが、それ以上に所与としての、自分への自信。自分の「かわいさ」をみじんも疑わないこころ。しかも決して嫌みになっていないあたりが、彼女の持つ(そして彼女にしか持てない、とくべつの)勁さだ、と思わせてもらいました。広告の写真、これが水着じゃなければもっとよかったのに、というのは私の蛇足的感覚ですが。(目の力には惹かれますが、肌の露出はあんまり興味が持てないモノですから。)

娘。の秋ツアーでわたしの目を惹いたのは「王者・完全復活」な吉澤ひとみさんと、「眠り姫、目覚める」の紺野あさ美さんでしたが。先輩2人を見送り、はじめての「先輩」との立場になるだろう来春ツアーで、一段と羽化してくれることを楽しみにしております。今も勿論ぐいぐいと成長途上にあるのでしょうが…あと何枚か、まだ彼女を包む繭がある、と感じておりますので(^^)。

この一首を思い浮かべたのは若竹七海の「スクランブル」に因ります。物語の運び方に大きく関わる形ではありませんが、非常に巧みなアクセントとして使われています。やや閉鎖的な、10代後半の高校生活と、それを振り返る視点と。自分のありように重ねるのは勿論ですが、今の娘。さんたちと、10年後の彼女たち、を重ねて見るのも…あり、だと思う1冊です。よければ、ぜひに。

写真集で黒髪といえば新垣里沙さん、なのかもしれませんが。彼女にはこちらの歌を:
「あぎとうごとく少女のびあがりくちづけす渡り廊下のどくだみの花」
同じ人の歌で、紺野さんを思い出したのはこちら:
「さくらばなひらかむまえのはつかなる 恋うはさやさや率(い)ても離(か)れても」

共に永田和宏氏によるもの(「やぐるま」(雁書館)所収)です。

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音の辿り着く場所

ponlive.jpg

Port of Notesのインストアライブ(@新宿タワーレコード、10/30(土)16:00-)へ行ってきました。畠山さん個人のライブへは行ったことがあるもの、Port of Notesとしてのライブはこれが初めてでした。のんびり構えていたら時間を勘違いしており、着いた時にはもう「Sunshine in the Rain」の途中だわ、人混みの一番後ろで微かに畠山さんの姿が見えるだけ(大介くんは座ってギター弾きなのでモニタでないと見えず)、でしたが。さほど広いスペースではないので、歌声を堪能するには十二分の距離でした。

アルバム「Evening Glow」の販促イベントなので、基本的にはアルバム収録曲が主でしたが。ちょっと古い曲も、と、「さらば」と「何をおもうんだろう」をやってくれたのが嬉しかったり。わがままを言うなら、「(you are) more than paradise」(旧viewsic・現MUSIC ON! TVのインストアライブ中継で一目惚れした曲)を聴きたかったなー、なんてのもあるんですが。それは流石に叶わず。古い曲ならこのほか「Regret」とか「Lilac 2001」とかも聴きたいんですが、それはやっぱり無理だよなあ、と。

月並みな言葉ですけど。音にことばをのせて、それを聴き手へと放つ。その二つがきれいに交わって辿り着く場所(とつむぎ手)の気持ちよさを、改めて思い出させてくれた時間でした。12月のライブが、今まで以上に楽しみになりました(^^)。ちなみに写真は、アルバム購入者特典のサイン付ポラカード。本来はライブ後にサイン会が予定されていたのですが、サイン付のカードを配るのみ、となったのでした。(だもんで、当日へろっと行ってそれから買うかどうか決めよう、と思っていた私も手に入れることが出来ました)。

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