« June 2005 | Main | August 2005 »

2005.07.24

まなざしのやさしさ

Hello! Project 2005 夏の歌謡ショー ―'05 セレクション!コレクション!―@国立代々木第一体育館
7/24(日)14:05-16:05/18:05-20:05

こちらの公演へ足を運んで来ました。

この公演、矢口真里さんは「司会に徹して」歌うことはありませんでした。最初のMCで彼女は「お騒がせして申し訳ない。今日は(か、今後は、かは、はっきり記憶していないのですが)司会に徹しさせていただきます」の意の言葉を述べました。今までMCを勤めていらした稲葉さんが「歌い手」でもあったこととは異なる差配です。卒業組による「LOVEマシーン」と最後の「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」にも、彼女はそこに立つことはありませんでした。

大阪公演直後の第一報でそのことを知った時。どうしようもなく悲しい気持ちになりましたが。今回自分の目で見た舞台には、そのことに対するメンバーたちの無言のフォローが随所に存在しており、ほっとすると同時に、改めて彼女たちの勁さを教えられた気持ちです。

具体的に覚えているのは、
・矢口さんのMCに、彼女の方を振り返って「うん、うん」と頷く飯田さん。(昼公演)
・後ろに立って、見守るようなまなざしを向ける安倍さんと保田さん。
・中澤さん/飯田さん/菅谷さんの3人が出てくるMCのコーナー等で、さりげに矢口さんに気を配っている中澤さん(昼夜公演とも)

最も強く感じたのは、夜公演(=最終公演)のメンバー紹介のラスト。吉澤さんが「MCは矢口真里・まことさん!」と述べた後、後藤さんが何度も後ろの矢口さんに両手を差し出し、讃えるしぐさをしていた時でした。最終公演の時の、後藤さんの矢口さんへの「やぐっつあんへ、あったかくて大きな拍手を!」といわんばかりのしぐさと。そして何度も何度も彼女の方を振り返ることが、一番強く印象に残っています。

勿論他のメンバーの紹介において、メンバー同士も同じことをしています。矢口さんに対してもそれは同様ですが。後藤さんのそれが特段に大きくて、そしてとてもあたたかかったこと。そのことは、是非DVDが出たら確認したいし、出来れば確認していただけたら、と思っております。

サイドバーコンテンツは、夏のハロコンに「彼女が出る」と決まった時に。一瞬掛け替えようか、と思っていました。ただ、出来うることなら「歌うたい」として、わたしの前に戻ってきてほしい。その思いもあるので、揺れるところもあります。矢口さんが「歌わない」ことがどこまで続くのは分かりません。ただ、6月に行われたファンクラブイベント、そして8月に行われるカジュアルディナーショーでは「歌い手」矢口真里としてそこに在ることは確かです。あいにく両方とも抽選に外れたので、「歌うたい」としての彼女に会えるのは、まだおあづけのようです。

なお、この「まなざしのやさしさ」については、矢口さんに対してのそれのみならず。メンバー間のそれについても、何かにつけて交わされ、そしてささやかにこちらを嬉しい気持ちで満たしてくださいました。そのことについては、後日項を改めます。

以下その時用にメモ(^^;
・「夢ならば」の時の、吉澤さんが安倍さんに向けるあたたかいまなざし
・モーニング娘。として舞台に立っている時に、久住さんに対して9人の先輩があたたかく見守っているまなざし
・中澤/飯田/矢口/吉澤と奇しくも4代のリーダーが揃った時の、特に裕ちゃんと圭織がよっすいーに注ぐまなざし(昼公演)
・AFO&OFAの時、あいぼんが梨華ちゃんの首ったまにぎゅっと抱きついてた。久々に甘えん坊な彼女を見た思いが(夜公演)
・新垣さんは盤石。娘。メンバー全員そうだけど、特に高橋さん・吉澤さんの2人に「自分の為すべきこと/進むべき道」の自覚がより明確になった感が。紺野さんはのんびりだけど、着実に目覚めが。眠り姫の完全覚醒も、もうじき。小川さんも一つの大きなヤマを越えたようで(^^)。
・くどいようですが後藤さんにはぜひ武道館で、そのオーラで、客を打ち貫いてほしい。し、彼女ならそれが可能。コンサートのの申し子をTVに閉じこめるのはもったいない。
・松浦さんは「アイドル≒ただ愛でられ、見られるだけの少女」から、「自分の意思を強く保つ女性」へ変化を遂げているのでは。しかも客側の意識も含めてスムーズに移行中?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.09

涙のわけ

4月14日の、矢口さんのモーニング娘。脱退発表以来。正直なところ、ハロプロ関係の番組は「録画はするけれど、見るのはちょっとしんどい」状態が続いておりました。彼女たちに対する「好きだ」という気持ちは絶やさずにあれたもの、「好きだからこそ、見るのがしんどい」というジレンマがありました。元々、卒業コンサートの翌日などは極力TV報道を避けてザッピングする性分でもありますので。(例外が石川さんの卒業コンサートでした)

そんな中、久しぶりに「あ、7/8の『娘。DOKYU!』はきちんとリアルタイムで見なければ」との気持ちに導いてくださったのが、Fanta Rhyme~ファンタライム~さんの7/8付の記事「スッピンと涙。」でした。

モーニング娘。×つんく♂2」での記事にもあったように(p52-53)、ずっと『内面的なことを人に話すことが出来なかった(表現方法が分からなかった+そもそも”そういうことをする”思考回路が無かった)』吉澤さん。彼女は里田さん・アヤカさんという盟友、そしてガッタスという「表現の場と回路」を得たことで、どんどん羽化していった。そのうちの、ひとつの集大成とでも呼ぶべきものが、合宿最終日に見せた涙だ、と感じています。

松浦さんの曲で歌われる「涙のわけ」(アルバム「×3」所収)は、終わりの気配が漂う恋愛関係に対して、涙の理由を封じて気持ちにケリをつけるものでした。それに対し、吉澤さんの「涙のわけ」は、「表すこと/表されること」の意味、及びそこから「仲間とより深くつながる」感覚を得られた嬉しさを表すものでした。かつての、殻に閉じこもっていた彼女自身へ。「涙のわけは/最後の合図」との詞を重ねるのは…牽強付会が過ぎましょうか(^^;。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.01

方円の器に随う

随分遅くなりましたが、先週の日曜日(6/19)は富士市で行われた「ハロ☆プロ パーティ~!2005 松浦亜弥キャプテン公演」へ行って参りました。そこで改めて感じたのが、松浦さんの、オーラの操り方の巧みさ。

Wと一緒のステージでは無垢さ・いとけなさの色味を。メロン記念日と一緒のステージでは(特に「肉体は正直なEROS」では)妖艶な色香を立ち上らせる。そのどちらも松浦亜弥そのひとではあるはずなのに、ごく自然に、2人/4人の中に溶け込んでいました。単に「気配を消す」のではなく。変化自在に「その時、その場に必要とされる色を、調和を崩さないように出すことができる」ことは、多分ハロプロの中では彼女一人か、と思っております。

だからといって、独自の色がないわけじゃありません。むしろその逆。ソロの時にははっきりと「ここに松浦亜弥ありき」とのオーラで会場を満たしています。代々木一体2daysをこなしたのは、伊達じゃありません。

非常に乱暴な謂いであるのは承知の上で。元娘。だったメンバーが、「集団の中で自分の色を確たるものとする」ことを求められていたがため、一人になった後もどこかしら「自分色」を消さずにあることに対し、初めから一人であるが故に、自在に「自分色」の階調を調節することが出来るのかな、と。そんな思いが、かすかによぎったことも述べておきます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2005 | Main | August 2005 »