« October 2005 | Main | December 2005 »

2005.11.13

そこは熱き魂が降りる場所-柴田あゆみ・稲葉貴子 カジュアルディナーショー

*11/14(日) 0:04 訂正。柴田さんのお名前を間違って記述しておりました。申し訳ないです。

柴田あゆみ(メロン記念日)さん・稲葉貴子さんのカジュアルディナーショーへ行って参りました。(11/13(日) 13:30-15:30 @広尾ラ・クロシェット)

飯田さん、保田さん、稲葉さん、矢口さんとディナーショーを拝見して来ましたが。今回のそれが一番普段のコンサートの空気に近い感覚がありました。勿論カジュアルディナーショーですから節度は保たれていますが。絶妙のタイミングで声が飛んだり、あるいは迷惑の掛からない範囲で(座席に座って、近隣のひとの視界を塞がぬ程度-と思います。私の見る範囲では、ですが)手を動かしたり。いい意味で「ロック!」な色を強く覚える時間でした。

5月の時(こちらに感想を挙げてあります)にも感じたことですが。稲葉さんの歌力は流石、のひとこと。また、緩急および変化がとても自在。様々な方のツアーに帯同されていますが、それは「とても良き導き手」たるだけの能力の高さが在るゆえでしょう。自分の出番は短くとも、その時は必ず「自分の色」にそこを染め上げる。その上で主たる演者の色を消すことなく、より高みへと導くだけの能力の高さが買われているのでしょうね。

今回が初DSとなる柴田さんはずいぶん緊張気味。行ってから気がついたのですが、この回が「はじめて」(初日初回)だったのですね。よほど緊張されていたのか、1曲目のあるフレーズをすっ飛ばしてしまい(^^;その後のMCで「早速やっちゃいましたねー」とお詫びしてらっしゃいました。が、そのことで客席も、彼女も、いい方向へ緊張がほぐれ、とてもいい空気が流れるようになりました。

で、その柴田さん。緊張がほぐれるとちょっとやんちゃっ子なMCが炸裂。「いつも皆さんTシャツきてがんがん踊ってらっしゃるのに、まだ猫かぶってますねえ」だったり、「そういや稲葉さん、ひとみんからいっぱいいろんなこと聞いてますよ~(にこにこ、というよりちょっといたずらっこっぽい感じ)」→稲葉さんが「え、なに!なんのことっ(^^;;」とたじたじになったり、などなど(ちなみに「稲葉さんが最近斉藤さん・前田さんとしょっちゅう遊びに行って、プリクラ撮ったりした、てな話を斉藤さんからしょっちゅう聞かされる」という話でした)。石川さんとの「二人ごと」だととてもお姉さんに見えたのですが、いやはや、なかなか末っ子(しかもいたづら好き)モードなんですね。

そんな中、心に残っているのがソロコーナーの後のMC。メロン記念日の曲を3曲歌われたのですが、その中のひとつは斉藤さんもお気に入りのものだそうで。しきりに「ひとみんも歌いたがってたんだよなあ……。」の意の言葉が。また、「後ろに(メロン記念日の、他の)3人がそれぞれお客さんの中に見えていたと思います」との言葉も。彼女にとって「メロン記念日」というユニットが如何にかけがえのないものか、ひしひしと伝わってくるものでした。

それと前後して稲葉さんも「太陽とシスコムーンが解散して5年」との言葉をさらりと。メロン記念日のたどってきた年数と一緒なのだそうで。……何かと流転の激しい世界ではありますが。これからもなお、彼女たちの歌を聴き続けてゆきたい、と強く思わせていただきました。

以下、簡単にセットリストを。あいまいな記憶のみなので、間違っていたらごめんなさい。(通路席なのでメモが取れませんでした)

Continue reading "そこは熱き魂が降りる場所-柴田あゆみ・稲葉貴子 カジュアルディナーショー"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.11.04

Dialog in the Dark

@広尾D-HAUS(旧自治大学跡)
11/3(木) 17:10-18:20

Dialog in the Dark 2005」に参加してきました。経験原理主義ではありたくないのですが(想像力の否定になりそうなので)。なるべくなら自分自身で見聞きし、その上で感じ、考えを広げてゆきたい、を胸に抱く者として。説明を含めて約1時間弱の経験は、まさしく「あたらしいせかい」への導きでした。

全く光の無い中で、頼るものはアテンドスタッフ(=研修を受けた視覚障害者)と白杖のみ。事前に白杖の使い方及び会場内における注意事項を受けた上で、暗闇の世界へ入っていきます。1つの感覚がなくなると、別の感覚が研ぎ澄まされる、とはよく言いますが。ことわたしについては、普段さほど意識しない嗅覚と触覚がピン!と立ち上がりました。

1つの回に参加できるのは7人のみ。今回は家族(4人)+カップル(2人)+わたし、の構成でした。最初は見ず知らずの人間同士、しかもわたしだけ「どこにも対、あるいは所属する相手が無い」感覚に、少し疎外感を覚えそうになったのですが。はじまってしばらくすると、そんなせせこましい思いは闇へ溶け出し、やわらかく「つながる」感覚を覚えるようになりました。終了後はみんなにっこり笑いあって「ありがとうございました」と言葉を交し合ったのも、また嬉しいひとこまでした。

一時間弱という短い時間でそこまで至れたのは、「闇の中だから、自分の行動・方向等をなるべく声に出す」ことが大きいかと。声を出して「わたしはここにいる」と示すこと。自分が行くべき道を示してもらうこと。何か触れたら、それをなるべく具体的に声に出して感覚を分かち合うこと。普段の生活ではなかなか為しえないことですが、決して非日常で片付けたくは無いな、と感じております。

芝居やライブのように「一度に大多数が経験する」わけにはいかない催し物ですが。でも、出来ればひとりでも多くの人にこれは経験していただきたい。そう思える、素晴らしい時間と体験でした。

以下、ネタばれなので未見の方はなるべくご遠慮ください。(先入観なしに経験していただきたいので)

Continue reading "Dialog in the Dark"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« October 2005 | Main | December 2005 »