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2005.12.18

全ていつか納得できるさ!

保田圭さん・稲葉貴子さん・アヤカさん出演のFCイベント@パシフィックヘブンへ行って参りました。(12/18(日) 15:30開演回)

パシフィックヘブンで開催されるイベントへは今回が初参加でしたが、とても穏やかであたたかい空気に満ちた、いい2時間を過ごさせていただきました。

構成はこのようになっていました。
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1:2005年のベスト3について、スケッチブックに記載したコメントを客席に見せながら順次コメント+トーク
2:プリプリピンク「人知れず 胸を奏でる 夜の秋」を3人で
3:事前に配布されたアンケートの回答を見ながらトーク
4:モーニング娘。「I wish」を3人で
5:握手会(稲葉さん→保田さん→アヤカさんの順)

◆各人の「ベスト3」
【アヤカさん】
1位:カンボジアへレポーターとして行ったこと
2位:サーフィンを初めて経験したこと
3位:ゴルフを始めたこと+プロアマトーナメントに出場させていただいたこと

【保田さん】
1位:バスツアーを開催できたこと
2位:クロシェットでのディナーショーへ出演出来たこと
3位:「二十四の瞳」に出演出来たこと

【稲葉さん】
1位:バスツアーで誕生日を祝ってもらったこと
2位:焼肉をたくさん食べたこと(?記憶が少し曖昧です。お許しを)
3位漫画喫茶初体験

◆アンケートの設問
1:ケメ子(保田さん)・あっちゅ(稲葉さん)・アニャカ(アヤカさん)の3人のユニット「稲村ケメ子」のデビュー曲タイトルは何がいいですか?(注:一回目で「3人のユニット名」として「稲村ケメ子」と命名が決定されたとの由。こちらもアンケート結果によるそうな)

2:3人それぞれのイメージを一言でいうと?

3:次のバスツアーがあるとしたら、どこで何をしたいですか?

4:温かいものが恋しくなるこの季節、3人をおでんの具に喩えるとさてなあに?理由もあるとうれしいな

5:今度チャレンジしてもらいたいことがあれば書いてください

◆トーク・覚え書き(箇条書き)
・ゴルフのレッスンは数度でもう打ちっ放しへ出られるレベルなのかと思ったら、細かくスイングの形を教えられるので「先は長すぎる…」と断念(保田さん)

・漫画喫茶へ行ってみたかったが、「一人で」行くのはなんだか敷居が高くて。そんな中、斉藤瞳さん(メロン記念日)と一緒に前田有紀さんを待つ時間があって、お茶も飲み終わってまだ時間があったから、やっと「初・漫画喫茶」を経験できた。ペアシートで二人でプレステで遊べて楽しかった(稲葉さん)

・「二十四の瞳」見てくれた?(保田さん)→二人とも見ていない、との話の流れから→わたし、ビデオ録画できないんですよー。機械が複雑になればなるほど扱えなくて!(アヤカさん)→それってなっちと一緒じゃん!じゃあ、携帯もシンプルなのがいいんだー。メールもできないやつとか(笑)。(保田さん)

・カンボジアへ行って、日本との貧富の差を肌で痛感。自分が恵まれた環境にあること、を、しっかり認識しなければと思った。人間として、とても勉強になった(アヤカさん)

・バスツアーで誕生日だったんだけど、最後の最後にみんなから寄せ書きや「おめでとう!」をもらってとても嬉しかった。実は前日にみんなから何も言われなくて心配だったのだけど(どうやらみんなには「言っちゃだめよ」と箝口令を敷いていた模様)、だからこそとても嬉しかった(稲葉さん)
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3人の言葉の端々に共通していたのは「ファンの方と触れあえる機会があった嬉しさ」でした。私は参加しておりませんでしたが、今年の春(と初夏?)に行われたバスツアーが、彼女たちにもとても大きな(よい)経験となっているようで。行ってないひとへの心遣いも忘れず、でも「楽しかった!」との言葉が何度も笑顔と共に零れているのは、こちらもほっこりした気持ちにさせていただけます(^^)。

また、特に印象に残っているのが、保田さんが「(クロシェットでは)近いのも嬉しいけれど、生演奏で歌えることが嬉しい」とおっしゃって下さったこと。このひとことに、「歌うたい・保田圭」しての-そして「そのためにこの世界に入ったのだ」との矜持を見せていたきました。いろいろな制約で、「生演奏」で歌うことが出来るひとはどうしてもソロ組をメインにしたおねえさんチームに限られてしまうのでしょうが。それでも、「そのことを嬉しい」と言葉にしてもらえることは、何とも言えぬ喜びでした。

先日の稲葉さん・柴田さんディナーショーでの「Everyday everywhere」もそうでしたが、今回の「I wish」には、大変強く心を揺さぶられました。恥ずかしながら、イントロが流れた瞬間に口を覆い、1小節目が終わった瞬間には本当に人目を憚らずぼろぼろ泣いておりました。かの歌が示す世界ももちろんですが。それを伝える3人の「うたうたい」としての力に、胸を射抜かれました。

公私ともに大波があった時に、ある友人が送ってくれたのも、この歌のサビの部分でした。……そのことも含めて。このイベントへは「呼ばれた」のだ、と。そう、感じさせていただいております。

改めて。素敵な時間を、ありがとうございました。

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2005.12.10

彼の方(かれのほう)、と書いて彼方(かなた)と読むのよ

野田地図第十一回公演「贋作・罪と罰」
@シアターコクーン 12/9(金) 19:05-21:00

初演とはがらりとキャストを変えての再演、初日が開けて間もない頃の公演を見てきました。この日でこれだけの完成度なら、大楽の大阪はさぞや凄まじい切れ味を見せるんだろうなあ、と思わせてくださる出来です。

演出はここ数年の野田さん「らしさ」がより極まっていっています。極力大がかりな道具は排除し、身近なものや役者のカラダでそこに世界を組み立ててゆく。今回は本来舞台側であるところにも座席を設置し、出来うる限りの(劇場の構造上、完全に、とはいかないのですが)四方囲みに変更。一段高い舞台の世界に立つ役者を、ひとつ下がったところで出番でない役者が支え、それを観客はもう一段高い視点で見つめ続ける。通常の舞台-額縁舞台と呼ばれるモノが、客席側から舞台を一方通行で見つめる平面とすれば、今回のそれは箱庭を眺める神の視点。

理想の遂行のためにはどのような非常手段も(時によっては)許される、とする英(松たか子)。ある一定のルールの下に現実は動くべきであるし、そのルールを遵守する象徴としての都(段田安則)。その二者の-あまり適切ではないですが-落としどころをなんとか探ろうとする、そして理想に「のみ」突き進もうとする英を軟着陸させる場であろうとする才谷(古田新太)。この三者の内、二者が舞台に居る時に必ず一者は舞台下で静かに視線を保っている。その在り方をひとごとのように眺めている、と気づいた(気づかされた)時に、「で、普段のお前さんはどうなんだい?」と問われたような気がして……どきりとしました。

初演の記憶が(見ているはずなのに)まだらになっているから、かもしれませんが。ラストシーンへの伏線の道具を、今回は最初から使ってますかね?そして、ラストシーンの「景色」。初演はそれらしく道具を使って見せていたのを、今回は役者の佇まいと、えっと思うモノを使って表してましたね。あれには唸らされました。

また、英と才谷の関係性は、初演のそれよりもっとすっきり見えた気がします。初演の2人が「天に翔けてゆく英と、地に根を下ろす才谷」の関係性だとすれば、今回は「共に天に翔てゆける才は持つけれども、才谷という錨があるから-や、止まり木、かな-振り返ることが出来た」との印象を持ちました。突出する理想に殉じる英と、結局それを止めきれずに命を落とすことになった才谷、が初演だとすれば、突出する理想に殉じようと翔ける英手を握り、地に落ち着けさせた(意とは別に命を落とすことになったけれども)才谷、が再演の二人。そう、感じております。

理想に殉じることの持つ危うさ。
この関係性の差は、初演から10年が経った、ということ。そして、その10年に起こった諸々のことにあるのか、と。浅はかで穿った物見と承知の上で、思う部分が強いです。

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2005.12.08

Smile, smile, smile!

前回更新の後、公私ともに色々大波がありまして。しばらくこうした書き物が出来る状況にありませんでした。師走の声を聞いてしばらくした頃にようやく波が落ち着き、やっと積んでいるDVDの中から「アロハロ!安倍なつみ」の封を切ることが出来ました。

何度も書いておりますが、わたしは「肌の露出が多いモノ」やそれをメインとするもの、には関心が薄い-寧ろ苦手感を強く抱く傾向があります。ゆえに、購入に至っても少し逡巡があったことを述べておきます。

ただ、このDVDはパッケージから伺える「肌の露出」や「ヴィジュアル面」にのみ重きをおくのではなく、彼女の「内側にある言葉」をすくい取ろうとするつくりにもなっていました。それは本編最後の章「サンセットビーチ」での独白と、中間部分に挟まれた「空 LIFE GOES ON」のアカペラに強く表れています。

中でも一番胸を打たれたのは、彼女の独白のこの部分でした。(これは正確な書き起こしではなく、彼女の語る言葉をなるべく生かしつつ、並べたものです。)

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笑顔でいられる時もあるし、笑顔で「いなくちゃ」ならない時もある。
本当に自分が感じる、「本当の感情」を大事にしないと、自分の感情を見失ってしまう。
でも、元気でいない時でも、「笑顔である」ことで、助けられることもある。
その「笑顔」であたたかさを、元気を与えられる存在で居たい、と思う。

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人生の全ての場面に於いて、気持ちの底から笑うことは不可能。
でも。それでもなお「笑顔である」ことを選ぶこと。そこに安倍なつみ、というひとの勁さと真髄を見ました。

そして、この言葉はわたしの抱える波を的確に指すものでした。
改めて。わたしは彼女には「呼ばれ」ている。その気持ちを、新たかつ強くさせていただきました。

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