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2006.02.13

思い出だけをそっと着替えて

手を離さないと次へは進めない、とアタマでは分かってるんですが。ぼろぼろになったライナスの毛布を手放すには、少し勇気がいるようです。

でも、時期が来たのであれば。きちんと着替えて、新たな一歩を踏み出さなければならない。松浦亜弥さんの新曲「砂を噛むように…NAMIDA」に、静かに諭された思いがあります。

前のエントリで転職した旨を書かせて戴きましたが。現在の場所では(どれだけ年を喰っていようとも)あくまで「いちねんせい」なわけで。毎日が新しい発見でもあり、そしていろいろアタマをぶつけることも多かったりします。そんな中、よろしいことではないと知りつつ、つい以前と今とを比較してしまうこと、があります。前は「積み重ねた上のそれなりの到達点」で、今は「ゼロ地点」で、本来は比較対象にはなり得ないものなのですけれども。

今も勿論いろいろと恵まれています。ただ、前職を辞そうか迷った時に、ずっと側にあったのが、同じく松浦さんの「気がつけば あなた」でした。この世界で描かれている関係が、何かと導いてくれた上司達とのそれで。その手を振り払う(結果になる)ことに、一抹のためらいを覚えたのも、また事実です。こと仕事という点において、導き、鍛え上げてくださったのは、(イロコイとは全く別の次元の)愛情だなあ、と深く胸に置いております。

今まで、があって。今、があって。その連続線の先に「これから」がある。
「今まで」をきちんと自分の内にしまった上で、「これから」を積み重ねてゆく。それが、今まで注いでもらった愛情への、自分なりに出来る返礼だな、と思っています。

でも、着替えるのは思い出だけ。「あいはそのまま」です。

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