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2006.04.29

春風にたゆとう歌姫を-矢口真里・斉藤瞳(メロン記念日)カジュアルディナーショー

4/29(土)13:30-16:00@広尾 ラ・クロシェット

矢口真里さん・斉藤瞳さん(メロン記念日)のカジュアルディナーショーへ行ってまいりました。以下、順不同ですがMCを軸とした感想を箇条書きに。

○矢口さんは多少の経験値もプラスしてか、今までの(娘。時代の)ステージやラジオでお伺いする姿とそう変わらぬ状態。はきはきと明るく話す姿。ドラマやバラエティでもがんばってる。でも、やはり一番大事にしたいのは「うた」だし、「生の音に乗せて、近い距離で歌うことができるのがうれしい」との言葉を渡して下さいました。こちらの勝手とは承知してますが。やっぱり、彼女には「歌うたい」であって欲しいんですよね。

「銭湯の娘」でヤンキー娘役をやったから、次はもう少し落ち着いた役を……と思ったら、「ギャルサー」で16歳のギャルをやってます、と現番組の宣伝もしっかり忘れずに。ただ、周囲のギャル役の子たちとは「若い子だから話題がなかなか分からないのよー」とちらりとぼやいてました。うぬ、矢口さんをしてもそう言わしめるとは(まだまだ若いとは思ってますが)なかなか。でも、共演のギャルさんから「20世紀少年」を借りたらハマって!とのこと。今までの彼女の好みを見ていれば、これはハマるでしょうね(^^)。会場から「もう完結したよ!」の声が飛んだ時には「やめて!ネタバレはしないでねっ」と即答するあたり、ホント変わってなくてうれしいなあ、と顔が綻びました。

○斉藤さんは何せ初めてとのことで、とてもとても緊張していらしたとのこと。
初日のアンケートにはずいぶん「緊張してらっしゃいましたね」との言葉があったり、あとは矢口さんからも「ひとちゃん、随分緊張してステージ駆け回ったり、自分の香水のかおりを確かめたりしてたよね(*)」なんて言葉も降ってくるほど。斉藤さんが緊張しいなのはメロンのメンバーはもちろん、ハローのメンバーも周知の事実だけど、と前置きした上で。「皆さんが思っていらっしゃる、【ボス】だったり【セクシー担当】だったり【半蔵門ひとみ】だったり、(本来の)斉藤瞳と違う部分を(舞台上で)お見せすることが多いのだけど。このDSという場では、素(に近い)の斉藤瞳を出しているので、それはそれでうれしくもあり、そして緊張する」との意の言葉を渡してくださいました。

(*)メロン記念日 コンサートツアー2005 冬「今日もメロン明日もメロン、クリスマスはマスクメロンで!」DVDの副音声でもこのエピソードが語られてます。

そんな彼女を大きく支えてくださったのが、親友・前田有紀さんだそうで。歌の練習にもおつきあいし、公演前にメール(電話を掛けたら圏外だった、とちょっとお怒りモードも入りつつ、でも励ましの言葉がしっかりとあったそうです)・公演後に電話、そして今日も公演前に「私は今から寝るけど、ひとちゃんは今からがんばっておいでね」との暖かい連絡をもらった、とのエピソードを話してくださいました。

これは斉藤さんに限った話ではありませんが。広義の「同僚」の中で、背中をゆったり預けられる親友を見つけられた、という話を伺えると、やはり嬉しく思います。仕事の機微をお互い分かった上で、それでなおかつ「親友」であれる存在は、なかなか出会えないものでしょうから。

○今回のセットリストで嬉しかったのは、斉藤さんソロの1曲目に、多分に彼女の希望が強く反映されたであろうこと。柴田さん・稲葉さんのDSに参加した時、柴田さんもこれを歌われたのですが。それに際して「ひとみんも歌いたがってたんだよなあ……」とおっしゃっていたのが、どうにも忘れられなかったのです。(こちらに当時の感想を書いてあります)

また、ソロの3曲目も随分とアレンジを変えて歌い上げてくださいましたが。歌の持つちからもさることながら、それを鮮やかに描いてみせる斉藤さんのちからに脱帽。出来れば、4人それぞれのver.を聞かせていただきたいものです。あの4人なら、まったく異なる彩を見せてくださるでしょうから(^^)。

そして、前奏部分のアレンジでは「?」だったもの、歌いだしで何なのかと分かった瞬間涙がこぼれたラス前の曲。他の曲は前回のDSでも歌ってくれていましたが、こればかりはまさかのまさか。歌詞の本来の意味ははほほえましい「彼とわたし」の希望像、なんですが。ついぞ、ここ数日の件を踏まえて、旅立っていくひとたちとも「こういう関係であれたらいいな」とのアタマへ揺れた次第です。

○体験するには少し敷居が高めに設定してある(FCへの入会or入会者が近くに居ることが最低要件)CDSですが。うたうたい、としての力をきちんと見せていただける/堪能することが出来るという意味で、これからもずっと(いろんなメンバーで)続けていってくれたら、と願っております。

以下、ざっくりとセットリストを。あいまいな記憶なので、間違い等はご容赦を。

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見るべきほどのことは見つ

紺野あさ美さん・小川麻琴さん モーニング娘。を卒業

モーニング娘。は変わらない。そして常に変わり続ける集団だ、とは頭で分かっていたものの。春ツアー初日で見た「10人娘。」の美しい形に、これがしばらく続くことを信じて疑いませんでした。だからこそ、その形が永遠ではなく有限である-しかもそのタイムリミットがあまりにも早く切られていることに、正直戸惑いが先に来ております。

ただ、紺野さんと小川さんの卒業について、彼女たちのコメント(紺野さん小川さん)を見た時に浮かんだのがこのタイトルでした。そこで何かを「絶つ」方へ向かうのではなく、新しい道を選んでいると承知の上で(元々この言葉が放たれた状況とは真逆だと承知の上で)、あえて使わせていただきました。

彼女たちが居なくなるのは、正直寂しいです。
でも。それが彼女たちの選択であるなら。それは全力を挙げて応援しましょう。

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2006.04.23

新たな道を拓き、空へと翔る双翼

安倍なつみコンサートツアー2005春~おとめちっくBank~
@よこすか芸術劇場
4/22(土) 15:30-17:15/19:05-20:55

こちらへ参加してきました。

今回の白眉は「生演奏に乗せて歌うコーナーが設けられた」こと。聞くところによると、松浦さんの今春のツアーでもそういう部分があるそうですが。モーニング娘。を経て独り立ちしたメンバーの中で、「コンサートツアーで」こういう形を取ったのは、安倍さんと飯田さんが初めてのはず。ファンクラブの会員でなくとも来ることが可能な「コンサート」で、こうして「歌うたい」としての(一層の)理想型を見せていただけたこと、とても嬉しく思っています。

生演奏コーナー(アコースティックコーナー/ギター+キーボード)で最初に2人が歌うのは「夢の中」。この曲が終わった後に2人で少しおしゃべりする時間があるのですが。夜の回では飯田さんから「この曲はわたしにとって大事なもの。卒業の時にも歌わせてもらった。(なっちと圭織の)ツーショット(で歌うこと)を、ファンの人も待ってたんじゃない?」との言葉が差し出されました。

ほんの少し、劇場の空気が波立ったようにも感じました。
でも、その言葉を「コンサート」という場で、安倍さんに差し出したのは他ならぬ飯田さん。言葉という形にすることで、その時のもろもろを-これは客側にとってのそれも含めて-昇華させよう、との意に、わたしは受け止めました。「大事なうた」であること。それを盟友と共に歌うことを、自分も、ファンも望んでいる(だろう)こと。それをさらりと差し出すのが、なんとも彼女らしいなあ、と思っております。

また、前々回・前回のあなた色(プレミアム)ツアーが「モーニング娘。」色をまだ濃く残していたのに対し、今回はひとりの歌うたい-「安倍なつみ」そして「飯田圭織」がしっかりそこに立っている、との印象を強く受けました。勿論、二人ともモーニング娘。であったわけですし、その道を経て今に至るのですが。そのことを十全に糧にした上で、新たな「安倍なつみ」だったり「飯田圭織」という華を咲かせています。

もし機会があるようでしたら、ぜひとも「彼女たちの、新しい空」を感じてくださいませ。盛り上がるところは盛り上がるけど、しっとり聴かせるところは聴かせる世界が、そこにあります。
……MCになると、とたんにぐずぐずになってしまうところが、また安倍さんの安倍さんたる所以で、とてもほほえましいのもまた楽しいのですが(^^)。

あ、あと。アンコールの2曲目に、まさかの仕掛けが組まれてました。1曲目が大好きな曲(しっとりしていて聞き惚れた)なんですが、それにしては衣装が?と思ったら。まさか次への伏線とはねえ。あれは別の意味でやられましたわ。いやもう。

以下、ざっくり覚えている範囲のセットリストです:

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2006.04.16

Never say I wish "you were here"

ハロ☆プロパーティ2006 後藤真希キャプテン公演@市川文化会館
4/15(土)15:30-17:00/19:00-20:45

こちらへ参加して来ました。ざっくり感想を。ネタバレありなのでお嫌な方は回避願います。

エロいエロいと大絶賛(^^;ですが、2Fファミリー席から通常モード(双眼鏡不使用。矯正しても1.0出てません)で見てる分には「騒ぐほどかー?」と思ってしまう醒めた私が。や、露出の高さよりはチラリズム、胸やくびれの強調よりはしぐさに「セクシャル」を見いだす性質だからかもしれませんが。

動きで言うなら「カッチョイイゼ!JAPAN」や「エキゾなDISCO」でのフリですが……うーん。あれくらいのダンスは、後藤さんならさくっとこなしてしまうものかと。そんな私がどきり、とさせられたのは、「抱いてよPlease go on」での、間奏部分のソロダンスコーナーでの後藤さん。夜公演ではなかった気がしますが、ぐっ、と背中全体を床に向けて反らしておいて、そのままさらっと戻していく振りを涼しげな顔でこなす姿に「プロの矜持」と、瞬時に舞台を駆け抜けた艶、を見ました。

てことで、やっぱり後藤キャプテンは1つも2つも図抜けてますね。ダンスで、ただ与えられたフリをこなすのではなく「より美しく」見せるために、ポイントポイントで関節を瞬間的に止めてタメを作ってるのが大きい。石川さん・辻さんもキレイに動いてるけど、やはり一段階ずれが見えてしまう。ましてや、美勇伝の2人にはかなり厳しい課題をつきつけられてる時も多々。もちろんこれは圧倒的な場数の差なんで、出来ない、それが悪い、っていってんじゃなくて、すぐそばに「とんでもない境地に立ってる」人が居るから、この3ヶ月で飛躍的に伸びてくれると確信しています。これは初めてモーニング娘。のツアーでお披露目をしてからソロ公演2回を見たものとしての確信です。

あとは、こうした形で見るから故、もあるのでしょうが。辻ちゃんがオトナになったとしみじみ。前回のHPP(松浦キャプテン)の時もそうだし、ガッタス戦でも見せてもらっているはずなんですが。まだコドモとオトナのあわいで、コドモの部分に大きく足場は置いてるはずが、一歩一歩「おねえさん」になっていってる瞬間の表情に(特にOPの「好きすぎてバカみたい」など)はっとさせられました。

以前も書いと思うのですが、加護ちゃんと辻ちゃん、それぞれのお師匠さん(教育係さん)の血をクロスで継いでるような気がします。加護ちゃんは飯田さんのやわらかさを、辻ちゃんは後藤さんのバネを。後藤さんを中心に他の4人が上下左右に散ってダンスしてる場面、そしてそこでの「ソロでの見せ場」を見ていると、その思いをより強く感じさせられるのです。

今回は、本来予定されていた姿とは異なる形で公演が実施されています。
本来の姿を求めている気持ちは、正直わたしの中に強くあります。
でも。それを「そこに居て欲しい。(でも、それは叶わない)」の言葉に続けるのには、どこか違和感を覚えるのです。

本編の〆に選ばれたのは「I wish」。
彼女たちの節目節目に、記念碑のように流れた歌。
そして、「叶わぬ思い」を語る時に使われる言葉。
でも、そこでは「それでもなお」をまっすぐに信じる気持ちがぎゅっと詰まっている。
しんどいことも、楽しいだけじゃないことも十二分に知った上で。その上で「人生ってすばらしい」だったり、「全ていつか納得できるさ!」との言葉を紡いでいます。

牽強付会とは承知の上で。それが、「今は」そこにいない彼女へのエールだと、強く思っております。

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2006.04.11

Sweet,Bitter-so,Sweet

スポーツフェスティバルでお披露目されて以来、ずっと発売を心待ちにしていた安倍なつみさんの新曲「スイートホリック」を繰り返し聴いています。先に出されたアルバム「2nd-染みわたる想い-」ともきれいにつながる世界がそこにあります。

彼氏さんと些細なことで喧嘩して、「もう別れる!」と口にしちゃったはいいけれども。背中を向けて歩き出した瞬間に「……しまった」と後悔してしまう。そして「あーもー、どうやってごめんなさい、って言ったらいいんだろう」とじたじたしている姿。それなりに「お年頃」なんだけど、でも、びっくりするほどいとけない部分もまだまだ残っている。胸を締め付けられるような恋歌も、失くす辛さを静かに見つめる歌も、たくさん歌ってきたけれども。でも、だからこそ歌える「まっすぐの、すき」の世界。

ひとつさじかげんを間違えれば、相手とどんどんボタンを掛け違えてしまう。
ほんのわずかずれてしまったなら、それは相手にとって「重い」になってしまう。

その隘路を巧みにひょい、っと越えてくれるのが、彼女の春風を想わせる声と笑顔なんですよね。あくまで「こちらが勝手に想像している」安倍なつみさん像とは承知しておりますが。それでも彼女のニンにぴたりと合った歌だよなあ、と。再生ボタンを押すことを、ずっと繰り返しています。

喉を通った瞬間に、かすかな風を残して消える甘さ。決して後を引くことはない。
だからこそ、「もう一度」を求めてしまうのがholic"たる所以なのかもしれません。でも、この甘露になら、進んで浸りもいたしましょう。

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