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2006.09.10

Gradation

松浦亜弥コンサートツアー2006秋『進化ノ季節…』
9/9(土)18:10-20:50 @松戸森のホール21 大ホール

こちらのコンサートへ参加して来ました。
春ツアーの出来がとても良く、思わず手持ちのチケットを増やしてしまったほど。
ピアノとストリングスを背負ったひとりの「歌うたい」がどのように「進化」してくれるのか。お手並み拝見、と、初日初回を楽しみにしていました。

明けてすぐのMCで、コンサートタイトルに触れて「歌手・松浦亜弥としての」進化、とはっきり口にする彼女。確かにそこには(主に見た目の)愛らしさを求められる偶像としての「アイドル」ではなく、一人の、強靱な意志を顕わにした「歌うたい」が居ました。
春の安倍さん/松浦さん(見た順番です)、そして夏以降の(MELON LOUNGEを含めての)メロン記念日、カントリー娘。そして松浦さん。二分した時に「エルダークラブ」に属するメンバーたちは、何かしら「歌うたいとしての、次の一歩」を踏み出している、そしてそれに相応しい環境を(やっと)与えられつつある。そのうちの、1つの先陣が松浦さんだな、というのが本日の感想です。

春から秋へと。ツアータイトル通り、松浦さんはめざましく『進化』しています。
そして『進化』は必ず『変化』を伴うもの。昨日まで白だったものが、今日から黒に、との急速さこそないものの。そこには明確な濃淡の段階的変化がありました。

彼女が差し出してくるもの。そして彼女が創る世界は『変わって』ゆきます。
それに対して、受け手側も。今までとは異なる『受け止め方を』する必要がある部分もあるでしょうね。勿論、彼女を好きだ、という気持ち。尊敬する気持ちはそのまま。ただ、その世界に対して。応援する気持ちを表すかたちは『変わって』-いや、『進化して』いくことも必要なんじゃないかな、と、思っています。

以下、セットリスト及び今回の「進化」について触れています。舞台構成のネタバレがありますので、お嫌な方は回避願います。

今回一番の「進化」は、全体の3/4にバンドがついていたこと。
「The 美学」の前だったかな?1Fの通路にブラス隊(トランペット/トロンボーン/サックス)が登場し、暗転+着替えの間を稼ぐ。その後舞台へ移動して、そこからはずっと彼女のバックに居る。

途中でギターが出てきて、アコースティックver.で「可能性の道」「ハピネス」をしっとりと。この時何も言わないのに客席がきちんと着席したことは流石。(松浦さんもその後のMCで感激してました)
その後、キーボードも加わり、バンドを背負ったまま最後まで突っ走る。

ある程度までは「今までのハロープロジェクトのコンサート」の形式にのっとってますが。今回はそれに「ディナーショーでの空気」を少し混ぜた感があります。コンサート会場という場でも、「聴くべきところは聴く」ことが出来るかどうか。好きである、応援しているという気持ちを、拍手に(のみ)託して渡すことができるかどうか。そのあたりを試されている、と思うのは、意地の悪い見方でしょうか。

午後の紅茶のCMを目にするたび、私は彼女に「ジャズのカバーアルバムを出してほしい」とずっと願っていました。流石に今回「Move over」を歌ってくれることはありませんでしたが(笑)。「歌うたい・松浦亜弥」として。自分の持ち歌の中でもジャズアレンジが可能なものを、かなり強めにアレンジして出して来たことに、びっくりしています。(また、曲間のつなぎにもビッグバンドジャズのスタンダードナンバーを使ってました)

カバーも、いいかもしれない。
でも、自分の持ち歌を、色味を変えて出すことは、歌うたいとしての成長の証。
そういう意味で、この「進化ノ季節」の後半戦、もう一度自分の目で見ることが出来たら、と強く思っています。

[セットリスト-あやふやなので、修正などコメントお願いします]
1:ずっと好きでいいですか
2:渡良瀬橋
MC1
3:気がつけばあなた
4:The 美学
5:Good bye 夏男
6:ナビが壊れた王子様 ~Love Chanse~
7:宇宙でLa Ta Ta(太陽とシスコムーン)
8: Thanks(GAM)→背後に小さめのモニター(複数)を吊るし、クローズアップver.とおぼしきPVを流す。ダンスは「藤本さんが隣にいるかのように」踊ってました。
MC2(その前に「スケバン刑事」のCM)
9:可能性の道
10: ハピネス
MC3
11:横浜Sing a song
12: オリジナル人生
13:メドレー
- 好きすぎてバカみたい(OPのみ)
- 桃色片思い
- ね~え
- Shall We Love?
14: Love涙色
15: Yeah!めっちゃホリディ
16: デート日和
17: 恋してごめんね
18: I Know
アンコール

19: 夢
MC4
20: 女の友情問題

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