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2007.01.09

切磋琢磨の祭典

Hello!Project 2007 Winter ~ エルダークラブ The Celebration ~
1/5(金) 18:00-20:00 @中野サンプラザ

こちらの公演を拝見してきました。

ハロプロを楽しむ時に、知っていた方がより楽しめるもの。その1つに彼女たちの歴史だったり、キャラクターだったりといった、ある意味余剰の情報があります。ずっと見続けていくこと、深く知ることでより楽しめるもの。ただし、「それを全く知らぬ人間に見せても」響くところがあるのでは?と。そう思える重厚さをいくつか感じたのが、今回のエルダ組のステージでした。

筆頭は、松浦さん。
声だけで会場を満たす力は流石のひとことです。
「音楽と人」でのインタビュー然り。今回のMCでも然り。「歌を伝える人でありたい」との気持ちが、その佇まいからは強烈に伝わってきます。

与えられた役柄だって、それが必要とあらばキレイにこなしてみせましょう。
ただ、そうじゃない自分もあっていいんだ。自分の意志はそれとして、通したいものは、多少の搦め手-なすべきことをなした上での、意志のカードを切るという形で-を使ってでも通してみせましょう。その心根の強さに、改めて感服した次第です。

また、他のメンバーも決して負けてはいません。
自らの持ち歌の部分では、単独のステージを見たことのないお客さんだって、必ず虜にしてみせる、との意志に満ち満ちています。落語に喩えるならば、独演会じゃなくて定席の寄席。全員が全員「自分のお客さんではない」ところで、果たしてどれだけ目を向け、心を引き寄せられるのか。そういった切磋琢磨の度合いだったり、(いい意味での)貪欲さだったりは、正直、ワンダよりエルダの方により強く感じております。

大変厳しい言い方になりますが。
「ライブが開催できることは、当然のことではない」
このことが身に沁みているか否か。それだけの切実さがあるか否か。
その差異を、組分けやパフォーマンスの差に重ねて見ていた私がいます。

以下、セットリストになります。

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2007.01.01

ただの恋だから

あけましておめでとうございます。
随分更新頻度も減ってきておりますが。このサイトもなんとか4年目に入ることが出来ました。今年はもう少し気まぐれの度合いを減らしたい(こまめに更新するようにしたい)と思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2004年、2005年と続けた「この一本」の2006年版振り返りを以て、今年の初更新とさせていただきます。

●2006年の思い出
「邂逅」です。固く言えばこのひとこと。もう少し崩せば、「新しい出逢いと、そして『呼ばれ』」といいましょうか。

特にエルダチームの面々が顕著でしたが。2006年は「新しい分野の仕事」にどんどん切り込んで行った、との印象が強いです。中でも、舞台関係の仕事は飛躍的に増えた+高い評価を得たものも多かった、と思います。

辛い物見になりますが。アイドルとしてのひとりではなく。それを越えた「役柄」を舞台に表すことが出来た時。その時まで、スタンディングオベーションは保留したいな、と思っています。が、彼女たちなら、近いうちにそんなこちらの思いをひっくり返してくれる。そう、信じてやみません。

私自身についても、新しく「呼ばれ」た、と感じるモノが強くあった一年でした。波の上下はもう毎年のお約束だなあ、と思いますが。最後の最後に笑うことが出来たら、それでよいかな、と。そう、今は思っております。

今回のタイトルは鈴木祥子さんの歌のタイトルをいただいています。
(「I was there, I'm here」所収)

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あなたの誠実さとか才能とかやさしさとか、
そんなのこの際どーでもよくて、
ただあいたくてたまらない

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あなた(たち)がそこに居てくれるのなら、ただそれだけでいい。

何やかやと理屈と言葉を並べ立てても。そこに彼女たちが居てくれること。ステージの上でライブアクトを見せてくれること。ただそれだけを求めている。その気持ちが芯であり、始まりであり、たどり着くことである。
そういう意味で、この歌を引かせていただきました。

●2006年の「この1本」
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パフォーマンス:「CUE DREAM JAM-BOREE 2006『再会』」(8/19@札幌コンベンションセンター大ホール)
コンサート:メロン記念日ライブハウスツアー2006「灼熱天国」(8/13@なんばHatch他)
DVD:安倍なつみ「NATSUMI ABE ACOUSTIC LIVE at Shibuya O-EAST
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◆パフォーマンス:大きく括ると「芝居」と言っていいのかも、ですが。歌ありドラマありの盛りだくさんのものなので、あえてこちらの言葉を。「水曜どうでしょう」をきっかけにTEAM-NACS、そしてOFFICE CUEの面々を好きになって約2年。映像に収められたかけらにずっと焦がれていた「ジャンボリー」へ立ち会えたことは、本当に大きな収穫でした。

◆コンサート:MEL-ON TARGETツアー及びFRUITY KILLER TUNEとも迷ったんですが。この4人に強烈に「呼ばれた!」と思ったツアーの、初日を選びました。これと同列なのが「MELON LOUNGE」の一連。これに出会わなかったら、わたしの2006年下半期はない、というくらい、大きな転機をもたらしてくれたライブアクトです。

紗幕に4人のシルエットが映し出され、それが落ちると同時に大音量で流れた「夏」のイントロ。あの熱さ、一生忘れません。

◆DVD:久しぶりに「行けなかったことを心底悔しいと思った」ライブ映像、でした。そこにあるのは必要最低限の「音を奏でる道具」。彼女自身と、パーカッションと、ギターと、ピアノ。ただ、それだけ。

すこしセピアがかかった照明の下歌う彼女は、「歌うこと」を心底愛している、
そして「歌うたいのかみさまから愛されている」存在。そのことを、改めて教えてもらった1枚でした。

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