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2007.03.28

自主独往-MELON LOUNGE Vol.4

友人のおかげで、なんとか参加皆勤賞なイベント「MELON LOUNGE VOL.4」へおじゃまして来ました。

MELON LOUNGE VOl.4@渋谷club asia
2007/3/27(火) 19:00open-23:00 close

いつもの「ある程度型の定まったコンサートやライブ」とは違い、クラブイベントとの体を取ることで、メロン記念日の4人にも、そしてお客さんの側にも「新しい世界」を開拓してゆこう、とのこの試み。回を重ねるごとに、ぐいぐいと彼女たちの力と気持ちが良い方向へとととん、と伸びてきているように感じます。

勿論、私自身「クラブイベント」については知識がほぼ皆無ですので、こういう開催形式に対して、他のものと比較して考えることは出来ませんが。自分で考えて、自分で表現することの楽しさを見つけ出して。それを自分の思う形に表してみること。それを許されるというのは、彼女たちの所属する世界からすれば、とんでもなく大きな冒険で。そして心躍らせてくれるものです。

歌うこと。ダンスをすること。舞台で何らかの動きを為すことで表現をすること。それに加えて、自分たちが「こういうモノを聴いて、自分の内に実としていってますよ」だったり。あるいは、こういう機会を与えられたから「新しくアンテナを広げて聴くようになりましたよ」だったり。また違った「表現」の手段を得ることで、それまでの表現手段-本道、というのはちとためらいもあるのですが-である、彼女たちの「歌とその表現」に、がらりと深みや今までなかった多数の色が加わった、と思っています。

そして、私自身についてのことになりますが。彼女たちが掛けてくれる曲で、自分の世界がぐいぐい広がる嬉しさもあります。歳の功だったり(彼女たちよりは、そこそこ上ですからね)、あるいはたまたまの趣味の重なりだったりで「あ、これスキなんだ。掛けてくれてうれしいなあ」と思うものもあれば。「おっ?これなんだろ。気になるから聞いてみよう!」と思わせてくれるものも多いのです。相乗効果、と言ってもバチは当たらないと思いますが……。

今回は今までのラウンジ(クラブイベント)に比べて、新曲「アンフォゲッタブル」のリリースパーティでもありました。ライブとしては本日が正真正銘の初披露でしたが。いやはや。とんでもなく「カッコイイダンスチューン」でしたよ。PVの絵も(Dohhh Up!で視聴可能です)久々に手間を掛けてもらった良い出来だと思ってましたが。やはり、彼女たちが一番輝くのは(そして曲をどんどん育ててゆくのは)ライブなんだと再確認した次第です。

各自のセットリストは、後日公式に上がったら補訂します。や、部分部分の記憶はあるのですが、具体的なものとなるとバラバラにもほどがあるので。

そんな中、印象に残ったことをざっくり箇条書き。備忘程度のものなので、レポとしては全く用を為さないことは、ご海容ください。

■DJ順は斉藤さん→柴田さん→やついいちろう(エレキコミック)さん→村田さん→ギュウゾウ申し訳Jr. (電撃ネットワーク) さん→DJ ARAKI→メロン4人のパフォーマンス、だったかと。えーと。ミッツィー申し訳(代表取締役)さんは……open時から、でよかったんでしょうか?すみません、タイムテーブル見る余裕がありませんでした!

■斉藤さんはユーロビートがテーマの模様。MAXや安室奈美恵が好きな彼女がこちらも好きなのは当然の流れ。音を上手く合わせたり、途中で併走させながら切り替えたり。一曲目が違う曲でかかるというハプニングもありましたが、動ぜず最後まで盛り上げてくださったのは、やはり「回数を重ねた強み」ですね。当時の物事を思い出しつつ、ちょいと懐かしい気持ちになってました。

■柴田さんのテーマは「ビジュアル系ロック」とのこと。でも彼女の主義として韓流は外しません。今回は「サランヘヨ」でした。K-POPは全く疎いんですが、次は何を出してくれるんでしょうか(^^)。
RIZEがカバーした「ピンクスパイダー」からXにつなげたり。かと思えばジッタリンジンがかかったり。いやもう、いろいろリアルタイムで聴いてるものが並ぶので、「古傷がー!」とか叫びつつも(笑)楽しませていただきました。

■村田さんは今回は「トークなし・小ネタなし」の真っ向勝負とのこと。毎回この方の「聴く音楽の幅広さ」には脱帽モノです。お兄さんの影響(わたしと1つ違い?)なんでしょうが、妙にこちらのリアルタイムツボをつくかと思えば、かっとんだロックやテクノモノも入れ込んでくる。勿論最近彼女が好きだな、と思う曲も(そしてCMで流れている故世間的に耳なじみがある-木村カエラの「TREE CLIMBERS」でした)入れ込んでくる。こちらの反応が薄いとみるや、今までは気に掛けていらしたようですが(vol.2からvol.3までなど)今回は「個々人でノッてください」と、良い意味で吹っ切られた模様。

そして〆は聖鬼魔IIの「地獄の皇太子」。しかも期間限定再結成盤のライブテイクでした(笑)。確かにそれは先月からさんざ伏線張ってくださってましたが。まーさーかーそっちのライブテイク持ってくるかい!もう、完全白旗です。大好きです。

■トリの大谷さんは「Rock!」な選曲とのこと。最近お気に入りのHoobastankだったり、pinkだったり。かと思えばELLEGARDENを立て続けにかけーの、そこからマキシマム ザ ホルモンでたたみかけーの。その上「声が聞こえないよー!」「まーだまだいけるでしょーー!」と強烈な煽りのお言葉。出ない声と痛めた足を引きずって叫び倒し、飛び倒して来ました。……えーと。FKTツアーの時も同じことやって(しまって)、年末年始声がれに悩まされたんですが(苦笑)。まあ、ライブで「呼ばれ」たら、叫ぶし動くもんな。

■やついいちろうさんは、客層を手探りしながらノセてくださるのが巧い。運び方はビークル・ヒダカ氏のそれを(VOL.2のゲストでした)彷彿とします。彼にとってのホーム会場でのDJを是非一度聴いてみたいものです。

■ギュウゾウ氏は割と正攻法の「アガる系Rock」が多かったような。個人的には、BEAT CRUSADERSの「HIT IN THE USA」の後にthee michelle gun elephantの「スモーキン・ビリー」がもう最強。vol.2だっけかなー。ツービート・クルセイダーズのコーナーで「Walk this way」が掛かった時と同じくらい、もう我を忘れて叫ぶわ飛ぶわ。エルレと合わせて「ここはどこの幕張ですか?とこっそり思ったのは内緒。でも、メロンも、いつか幕張をライブハウスに、あの音圧と光で圧倒して欲しいんですよね。夢物語じゃなく、本気で思ってます。

■リリースパーティとも銘打たれたものなので、新曲「アンフォゲッタブル」も披露。最初と最後に1回ずつ。彼女たちが実際に演じている姿を見ることが出来たのは、本日が初めてだし、そこに居合わせたのは幸運としか言いようがないけど。これを一人でも多くの人に見てもらいたい!と、心の底から思っています。

これ以外には、DJ ARAKIのトラックをバックに「さあ、早速盛り上げて行こか~!!」「電話待っています」「ガールスパワー・愛するパワー」をやってくださったかな。この辺りの記憶が曖昧なのもお許しを。殆どご本人の表情は見えない位置でしたが。たまに人の合間から見える表情が、凛としていたり(村田さん@電話+アンフォゲッタブル)、あるいはとてもあたたかな笑みだったり(斉藤さん@アンフォゲッタブル)。そのことが、心に刻まれています。

■vol.5、vol.6と続いていくことも楽しみですが。出来れば近い将来、このイベントが「オールナイト」で、なおかつ「もう少し広めのハコで」行われることも、こっそり祈っております。……さすがに人口密度がきつすぎてねー。(狭いところ故の良さがあるのも、百も承知ですが)

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2007.03.23

芳醇佳酒

安倍なつみさんの新譜(ミニアルバム)「25~ヴァンサンク~」。iTunes Storeの先行発売で一足お先に堪能しつつも、彼女が歌いつむいだ言葉を知りたくて(そしてジャケットのかわいらしさににこにこして)初回限定盤を買ってまいりました。その割に感想が遅くなってしまったこと、お許しください。

舞台の上で巧みな彩を見せてくださる方も。3分弱の短い時間ながらも、その声ひとつで世界をがらりと変えてくださる方も、たくさんいらっしゃいますが。彼女のそれは、年月を重ねてゆくたびに純度を増すように思います。語弊を承知で申し上げれば、いろんな物事を見て、聞いて、経験して。その上でなお幼子のように純粋であることが「出来る」勁さを、ひしひしと感じるのです。

モーニング娘。であること/あったことも。ハロー!プロジェクトに居ることも。つんく♂氏の基でずっと歩み続けてきたことも。全て彼女の歩んできた道程ですし、ごくごく当然の結論なのですが。10年の歳月を経て、早い春の日に手渡してもらったその世界は。「安倍なつみ」としか表ずることの出来ない、唯一無二の、あたたかみに満ちたものでした。

彼女も、そして不肖ワタクシめも、あまりアルコールが得手ではありませんが。ゆっくりと時間をかけて育てられた美酒は、こんな味わいなんだろうな、と思う一枚です。

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